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偶然が重なった結果

子育て中のご家族の皆さまお疲れ様です。
我が家の娘は中学生。

少し長くなるかもしれませんが、「これはもう奇跡よね?」って話(笑)

娘の通う中学は公立のマンモス学校。1学年のクラスは片手で収まり切れないほどのクラスがあり、体育祭は学年別で実施するほど。
中学に進学して娘が同じクラスになったのは、私の同級生でもあるYさんの娘さん。すらっと背が高いお嬢さん。
娘同士が同じクラスなので当然、保護者会でも、Yさんと顔を合わせます。
Yさんと私は小学校、中学校と同じ学校に通っていました。
娘が小学校の時、Yさんの娘さんと同じ学年であることを知り、そこからは何度か授業参観で会う度に立ち話をする仲に。
中学卒業以来といっても、もう30年も昔。
それでも会えば話ができるって、嬉しい。
先日の保護者会のあと、Yさんと話しをする。
Yさんに「ランチでもしよっか」と誘われ
我が家から5分ほどの所にあるファミレスでランチをしました。

長い事離れて暮らしていたので、お互いがどんな暮らしをしているかわからない。
けれど、Yさんには一歩踏み込みがたい雰囲気があるのだ。
なかなかプライベートな話
いままでの会話は終始、子供の話ばかり。
それでもランチでゆったりとしていたからなのか、話題が変わり、
Yさん「小学校までは一緒に居たいと思って割り切っていたけど、中学に上がったから仕事復帰しようとして探してるんだ。だけど、ブランクも長いし、スキルがあるわけでもないからね(困)。tataさんはどこで働いてるの?」
と言う、Yさん。
私「私?そりゃもう天国みたいな会社よ~。家の近所。8時半から5時半まで、お昼は家帰って食べられるし。今は週3日、残業ほぼ無しの水道屋さんよ。」
Yさん「へー、えー?場所どこなの?」
というので、説明をすると、
Yさん「そこって、もしかして○○(私の勤め先)?」
私「え?そうそう!知ってるの!?」
Yさん「(自分の)親が繋がりあってね、バスツアーとか、昔行ったよ~。何回か、『働かない?』って誘われてた時もあったんだけど、その時は体調があまり良くなくってね。パソコンも使えないから断ったんだ。」
私は鳥肌が立ちました。
直感ですね、ビビビっと来ましたもん(笑)

『Yさんは仕事を探している=会社(私の勤め先)で働く』

そう思った時には、
私「今さ、私の仕事のポジションで求人募集かけてて、Yさんが働く気があるなら、社長に話してみるよ。」と声に出してました。
Yさん「え?でもスキルもないし、体力もないし、tataさんに迷惑かけちゃうよ?」
私「迷惑かけないで生きている人なんていないよ。良く考えてもみてよ。体力無い=めっちゃ近所で通勤短い。スキル無い=私がいくらでも付き合って教えられる。知り合いなら余計に多少融通が利くし、社長に聞くだけ聞いて、OKなら『ラッキー♪』って事じゃん?うんうん。そうしよう。」
Yさんは遠慮しながらも「お願いします」と言ってくれた。
翌日、さっそくお忙しそうな社長を捕まえて、「お話しがあります。」と伝える。Yさんの事を話すと、「おぉ!知ってる知ってる。知り合いの方が、融通が利いて良いじゃん。電話してみるよ。」と面接の日取りを連絡してくださることに。

そしてそして、面接の日。
Yさんは
「めっちゃガタガタ震えてるんですけど。緊張がヤバい」
とLINEを送ってきました。
そりゃそうですよ。娘を産む前からの十年以上のブランクが空いてるんですもん。顔見知りとは言え人と会うのだって緊張しますよね。
社長はYさんを出迎えてくださり、打ち合わせ室で面接。
多少の笑い声が聞こえてくるものの、静かになると私の方が緊張してくる。
10分ほど経って、「来週から来てもらうから」
と事務所に入ってくる社長さん。顔はニコニコだ。

おおお!これこれ。

やっぱりビビビっと来た直感は当たってましたね。

面接が終わって、
社長「tataさん、Yさん緊張してるって言うからちょっと話してあげてよ。」
と言って打ち合わせ室で二人で話をする時間を取ってくださいました。
Yさん、涙を流しそうな勢いで喜んでくれました。

ビジネスとして考えると、知り合いを入社させるなんていうのは、面倒が多くなるので本来やらないんですが。
YさんとYさんの娘さんの将来を考えると、ここらで働きに出ないと厳しいかなって思いました。
私がこの会社に居られる間にYさんにブランクを埋めるだけのスキルを身に着けて貰えればいいと思います。私は個人事業主で、契約更新をしたばかりの所なので、あと1年は働かせてもらえます。
世知辛い世の中ですが、良い事をすれば、良い空気が回る。

私たちは
偶然、小学校、中学校の同級生で、
偶然、同じ学年の娘を産んでいて、
偶然、同じ小学校、中学校に娘を通わせていて
今年は
偶然、娘達が同じクラスになった。
来週からは、同じ会社で働く私たち(笑)
これだけ偶然がつづくと、これはもう奇跡なんじゃないかしら!?

偶然が重なりあって起こした奇跡に感謝いたします。

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