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とにかく変わらなきゃ、と思った原点『7つの習慣』

めちゃくちゃ有名なので今さらですが、自分で自分に対して変わらなきゃいけないと思うようになった原点が『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)です。

10年以上前になると思いますが、会社があっせんしてくれた2日間の集合研修を受けました。本はそれなりに厚い本なので読み切るのは大変ですし時間がかかりますが、研修はとても刺激的であっという間のものでした。自分と同世代の講師の方も上手に研修を進めてくれましたし、他社の人たち30人ほどと一緒に学べたのも良かった。費用は高かったと思いますが会社が払ってくれたので問題なし。こういう時はサラリーマンで良かったと思う。ちなみに、内向的な自分でもビビるほどでなく大丈夫でした。

内容はインターネットで検索するとわかりやすい説明がたくさん出てくるのでそちらに譲りますが、7つの習慣のフレーズを見るだけでも、およその雰囲気はつかめると思います。
第1の習慣 主体性である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ

自分にとってはとてもショックな内容で、まさにパラダイムシフトでした。それまで漠然と生きていたものが、考え方の枠をバシッとはめられて、他人や物事への向き合い方を覆された感じ。自分で自分をとにかく変えなきゃいけない、しかもその変え方には原則がある、と気が付きました。まさに、「逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり」と言った心境でした。

だからと言ってその後の人生がわずかでも好転したかと言うと全然ダメダメですが、少なくとも考え方や向き合い方の軸はここで学んだものでやってこられたと思います。そういう意味で、自分を変えた原点がこの本でした。本もおすすめですけど、集合研修もおすすめです。費用が高いので万人にはおすすめしにくいですが、会社が補助してくれそうな方は、ぜひ。


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