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    ビブレンスのメンバーたちが毎週それぞれのテーマでトピックを展開していきます。

最近の記事

第5回 僕らはキューブリックの想像力の中に生きている

こんにちは、ヴィブレンス建物と街担当のタツです。 みなさん、GWはいかがお過ごしだったんでしょう。僕は都内をフラフラとしてました。 後半は例年のように有楽町国際フォーラムでやってるラ・フォル・ジュルネのコンサートのチケットを数枚取ってお祭り気分でいくつか音楽を楽しんできました。 タイトルの写真はホールの入り口付近のものです、いつも思うのですがここの各ホールにあるホワイエのエントランスは『2001年宇宙の旅』に出てくる未来の空間そのものだと思いませんか。ここでいろんな人が行き

    • 第4回 おどろきの東京

      こんにちは、ヴィブレンス建物と街担当のタツです。 今回は僕みたいな九州の端っこの田舎者が上京したときに街として東京について書いていきたいと思います。とはいえ、もう三十年以上も前の話ですが。 大学入学のために上京した僕は親戚の紹介もあって池袋と大塚の間、サンシャインシティの裏手に広がる古い木造住宅街の四畳半のアパートに居を構えました。 なんで場所柄、友達が上京したとき(東京の友達の友達が上京したようなときも)、今からサンシャインの展望台上がるから来いと何度も呼び出されてました。

      • 第3回 スマートな新幹線

        こんにちは、ヴィブレンス建物と街担当のタツです。 三寒四温、一雨ごとに暖かになるいい季節ですねと言いたいところですが、台風並みの春の嵐がやってくるわと思ったらもう初夏過ぎた?ってような陽気の日もあってなかなか落ち着かない桜の季節でしたね。そんな中ちょっとした晴れの隙間を縫って岐阜までちょこっと出掛けてきました、その時の話を少しだけしようかなと思います。 スマホの天気予報眺めてると3日間だけ晴れが続くなと確信した3月末、明後日からちょっと暇もあったのでこの際といつか行きたいと思

        • 第二回

          こんにちは、ヴィブレンス建築と町担当のタツです。今回は子供時代の思い出話を少し。 僕の実家は田舎の町中でタクシー屋を経営していました。そのタクシーの本社機能が下階に2階に僕らの住居とタクシーの食堂が並んであるって感じの家でした。そんなんですから学校から帰ると家族以外のおじちゃんやおばちゃんがどこらかしこにいて、おかえりって感じになるわけです。その上田舎だから鍵なんかっけてません、近所の両親の友達は勝手に入ってきて冷蔵庫を開けておしゃべりにいとまないし。今だと家庭のプライバシー

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          はじめまして

          こんにちは。ビブレンス 建築と町担当のタツです。よろしくお願いします。フラフラと歩いた町や建物、覗いた美術館の展示とか中心に話ができれば良いなと思ってます。初回は日本にも関わりの深いアメリカの有名建築家の話を少しだけしようかおもいます。というのも汐留パナソニック美術館で3月10日までやってた「フランク・フロイド・ライト展」に友達に誘われて行ってきたからで特別詳しいわけでもなかったりするんですけど。 日本とライトさんの関わりについて、帝国ホテル設計を依頼されて大正2年に来日して

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