あなたは部下に説明できる?総合型クラブの脆弱性とは?
私の数多くのクラブを見てきた経験から
今日はお話ししたいと思います。
今日は総合型クラブの脆弱性について。
既存の総合型クラブは、
脆くて傷つけられやすい。
その為、国が大金をかけて作ってくれた
総合型クラブの約90%少なく見て80%が
自主運営を行えていない。
また自主運営ができている!と
自負するクラブもまたこの後お話しする
脆弱性に当てはまると思う。
それではお話ししよう。
収入源の脆弱性
以前メルマガでもお話ししたが
toto助成金が新規を受け付けなくなった。
それ自体は問題ないのだが、
その原因は既存クラブの助成金依存だ。
最長12年の助成期間が終わると共に
姿を消すクラブも多く、
何とかそう思われない様に頑張ったクラブも
その後数年のうちに活動休止状態になる。
私たちはそんな事ない!と言ってるクラブも
指定管理を細々頂いている、
行政からのお情け委託事業で首の皮一枚
繋がっているだけと言うのが実情だ。
つまり、助成金だけ、行政事業だけ、
と言う様に、クラブ運営費の70%以上を
何か一つの大きな収入に頼っていては、
それは脆弱なクラブなのだ。
教室の脆弱性
有名な指導者や人気の講師に依存するのも
とても危険である。
彼らも馬鹿じゃない。
そのうち生徒の多くを引き連れて独立する。
または、それをネタに強請ってくる。
クラブの何を売っているか?を明確にせず
ただ指導者と生徒をマッチングさせるだけでは
この様な状況に陥ってしまいます。
活動場所・資産の脆弱性
コロナではっきりした事だが、
病気だの住民の声だので、今まで使っていた
地域の施設は急に使えなくなる。
自主運営をしていたモデルクラブすら、
一気に経営危機に陥った。
何かに依存した経営は全て危険である。
公共施設に文句を言っても仕方ない。
常に〇〇がなくなったら?
と言う問いかけを行い
なくても運営できる方法を
準備しなくてはならない。
この備えが行いにくいと言うのも
非営利法人の弱みであり、
この形態を選んだ総合型クラブの
脆弱性なのである。
来年に向かうにあたり、
自分のクラブは大丈夫か?
とチェックをしてみてください!
それでは今日はこの辺で・・・
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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。