見出し画像

日記#132

看護師として病棟で働いていたもりゆかは
病棟をはなれて、タレントになって。

そういう"生きる"とか"人生の終わり"とかからは
距離ができていると思っていた。

けれどそうでもないのだな、と
最近そう思う。

今日スキージャム勝山で
ゲレンデDJ(ラジオのお仕事)をしてたら

お泊まり保育できていた
保育園の年長さんがある曲をリクエストをしてくれた。

なんでこの曲なんだろう?と思いながらも
リクエストに答えたら、なんと。
歌とダンスをプレゼントしてくれたの

感動した。

これからいろんな選択肢をして
みんなバラバラの、それぞれの人生を作っていく。

この両手いっぱい広げる小さな手が大きくなるように
どんどん色んなものを作り、大きく大きくなっていくんだなと思うと

すごく"生"を感じた。

そばにいたスタッフがみんな涙し、
館内にいたお客さんが集まってきて微笑んで見ている。

作られた舞台はなくても、それは立派なステージで。

大きくなっても、お遊戯会でしたこと
曲を覚えてる子もいるよね。

その子たちにとって
この時間は宝物なんだろうな、と思う。

それの逆で、日々生きていて
人生の終わりに立ち会うこともある。
うまく言えないけれど、
悔しさやもどかしさを感じながらも
でもその場の全力を尽くすしかない。

立ちすくみそうになっても走るしかない

"病棟を離れても看護師は看護師。"

大学の看護学生同期や、看護師の先輩方、
いろんな方に言われる言葉が響く。

涙してもまた向き合い続けるしかない。

ヘタレだけれど看護師だから、
何度繰り返しても立ち向かいたい、そう思う
ここ数ヶ月のいろいろ、でした。

もりゆか

この記事が参加している募集

仕事について話そう

今月の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?