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[学び]本当の学力とは!国語力を伸ばすことで得られるものとは?

#国語力 #読解力 #文章力
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世の中には「gifted  (ギフテッド)」と呼ばれる人たちがいる。知能指数でいえば130以上、約50人に1人の割合だそうだ。同世代が一緒にまなぶ学校。ここで彼らはどうしても仲間の話に入っていくことが難しく、浮いた存在となってしまう。また教師の考えに間違いがあれば、指摘してしまうこともあり、これも教師から嫌われるようになるようだ。日本の社会では、基本このギフテッドの居場所は限られる。だが、大人となれば話は別。その才能で社会から注目されるようにもなるようだ。

*一般人、幸せを得るには?
我々一般の人々にとって、最も大事になるのはコミュニケーション能力である。この能力が高い人は、会社でも家庭でも円満な生活になるようだ。人の悩み、その100%が対人関係。このコミュニケーションがうまくいけば、悩みのなく幸せということになる。

このコミュニケーション能力の中心が、国語力にある。本を読み、人の話を聞いて、それを自分なりに文章にする。また他の人に話をしてみる。この一連の流れの中で「考える力」や「感じる力」さらに「想像する力」が生まれ、人とどう接するべきかがわかってくると言う。

仕事でも家庭でも、この能力に問題があると、さまざまな諍いが生まれてしまう。その結果、それが本人の悩みになるというわけだ。人が死ぬまで学び続ける理由、それはここにあると言ってもいい。人が社会で暮らす以上、コミニケーション能力は必要不可欠な能力といえるだろう。

*どうすれば国語力は身につく?
子供については「本の読み聞かせ」+「親子の対話」がいい。まずは親が本を読み、子供に聞かせる。そして読み終わったところで、様々な質問を投げかけてみるのだ。話の内容を十分に理解できたのかどうか?そこをハッキリさせる。

できていないのであれば、親は様々な例をだして気づかせるようにするといい。「こんな考え方もあるよね」さらに「別の考えもあるね」これだ。ひとつの文章を読んで、いろいろなことを想像する訓練。これが考える力につながっていく。

大人であれば、「読書会」がいいだろう。仲間内で同じ本を読んで意見交換をしていく。それにより自分の考えていなかったことも発見できるということだ。この「note」においても、ブックレビューや読書感想文を記している人が大勢いる。これも参考にするという手、これも良いかもしれない。

*発達障害の子供!
日本では、およそ6.5%の子供が発達障害と言われている(文部科学省)。これは25人ほどのクラスに1人から2人の割合となる。一番多いのが、物忘れがひどく、落ち着かず、片付けが苦手という子供たち。親は子どものやる事はまずよく観察し、困っていることがあるのかを声掛けすること。そしてその内容に即して解決方法を一緒に考えてやることだ。

国語力をつけさせるにも、対話を中心にするといい。親が本を読み、続けて子供にも読んでもらう。きちんと読めないのであれば、方法を考えてあげるのだ。初めは短時間でもいい。毎日続けることで慣れるようにする。

*国語力、未熟な子供の特徴!
自分の思いで勝手に読むという「主観読み」がある。また逆に、書いてある文章通り読んでしまうという「表面読み」もあり、これはこれで浅い読み方となってしまう。さらに「斜め飛ばし読み」もまずい。内容を汲みとることが十分にできなくなってしまう。

「主観読み」と「表面読み」。これらは親からの問いかけで気づかせてあげることが大事と言える。「何か思い違いしてないかな?」や「この作者、前にこんなことを書いていたよね」。そこからこの話、こんなことだったんじゃないかな!と声をかけてあげよう。

「斜め飛ばし読み」は、読書に慣れていないことで起きる。初めは文章をまっすぐ読むことができないためだ。これには、定規や付箋紙を貼って読む箇所をわかりやすくしてあげるといい。単なる慣れの問題でもあるからだ。

*まとめ
国語力を伸ばすことで、間違いなく人生が豊かになると言える。世の中には、自分の知らないことが圧倒的におおい。それを学ぶことで、新しい世界が見えてくるし、新たな楽しみが増えることにもつながってくる。

例えば旅行。ただ漫然と景色を楽しんでいただけでは勿体ない。歴史を知っていれば、史跡をまわり、過去の歴史を空想する。そして、それを文章にまとめてみたりするのだ。新たな発見につながり、人生を豊かにしてくれるはず。人が死ぬまで学び続ける理由、ここにもあるといっていい。

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