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意識低い系考無員の働き方

公務員のみなさん。定時に帰れていますか!?
業務量多くて、どうしても帰れない!っていう人が多いと思います。
かくいう私は自慢ではないのですが、年度末と年度初め以外はほとんど残業しません。現在、業務量がそれほど多くない所属にいるということがありますが、ちょっとした自分なりの働き方について書きたいと思います。
それほど、珍しいことではないです。意識が低い働き方で定時退庁を実現しましょう!

1.とりあえず、昨年度の資料や予算をざっと見る。

意識が低くても、これはやった方がいいです。分掌する事務のファイル。そんなに時間かけなくていいからざっと見ましょう。
予算もざっと見ましょう。やらないといけない事務はたいてい予算化されてお金がついています。予算を見ることで、いつ、どこで、どのぐらいの金額で何をしないといけないのかをざっくり掴めます。
決算まで見られるとすごく偉い。
とにかく、ここで掴んでほしいのは、仕事への予測する力です。どの時期に、何をするのか、いつからやるのか?という見通しをある程度立てましょう。

2.仕事のスパンを2週間程度で区切って考える。

1.を少しでも実践したら、仕事の見通す力が少しでもできると思います。その見通しを2週間ぐらいで区切りましょう。
なぜ2週間なのか。1週間は短すぎます。1ヶ月は少し長いです。どちらかというと感覚の話です。
2週間後、ここまでできている。これをやってみる。こんな照会がやってきそう。この契約の準備をしないとならん。イメージしやすいのが2週間です。
毎週5連勤はきついのですが、1週間はあっと言う間です。
ボリュームのある仕事だと、1週間では収まらないかもしれません。でも、2週間あれば、少しでも進捗が見えるかも!?
さきほど申し上げたように、仕事を省力化するにはとにかく、予測力です。場当たり的に仕事をしていると、やっている感はありますが、予測力が低いので、時間がかかって、非効率になります。
何度も言いますが、どの時期に、なにをし、どこまで、どのように仕上げるかが重要と思います。
予測をもって早く取りかかれば、早い段階で上司にも相談ができるし、間違っていれば、すぐに修正できます!間違っていなければ、ガンガン進めます!

3.可能な限り、書類はペーパーレス化する。

役所はとにかく紙文化です。なんでも紙です。いまではペーパーレス化が進んでいると思いますが、それでも民間企業には全く及ばないのでは?と思います。
決裁取るには、紙でないと行けないとかあると思います。でも、手持ちの資料はどんどん電子化してペーパーレスにしましょう!
PDFもいいですね。でも、私は富士フィルムイノベーション様のDocuWorksをおすすめします!

すでに導入している役所も多いと思いますが、このDocuWorks、すんごい便利です。PDFやWordから変換できたり、付箋を貼ったり、目次をつけたり、スタンプ押せたり。紙と同じような感覚で書類をまとめることができます。
紙で手持ちの資料を残して、いざ探すときにない!探そう!とか時間の超無駄です。
省力化できるところは徹底的に省きたいものです。
自分に関するところ、関わるようなところは徹底的に手を抜いて時間を浮かせましょう。

4.めちゃくちゃ忙しくてそんなのできないよ・・・

1~3なんて夢物語だな!そんなのできないよ・・・できるわけねーだろ!と思います。
そんなときは、もう前任者や周りの人に聞きまくりましょう。うざいぐらい聞きまくって、仕事の感覚をつかんでください。
役所の仕事って属人的なので、前任者に聞かないとわからないこと多いと思いますし、前任者に聞いたほうが最も早いと言う場合があると思います。
前年度からいる周りの人にもガンガン聞いてみましょう!あなたの事務の担当でなくても、なんとなく昨年度、この時期にこんなことしていたよ?ぐらいのヒントをくれるかもしれません!使わない手はないと思います。

5.結局、大事なのは・・・

何度も言いますが、とにかく、予測する力です。突発的な事案もあると思いますが、役所の仕事は所詮ルーティンワークの積み上がりです。
ルーティンワークを徹底的に回して、余裕を作って、突発的な事案に時間を割けるともっといいです。
あと、遠慮せずに帰る力。やることやれば、文句は言われません。仕事を定時で回して、とっとと帰りましょう。それに尽きる!
理想論かもしれませんが、少しでも参考になってほしいです。


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