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湯葉って何?無限にできるの!?

こんにちは、わんこそばです。
皆さんは「湯葉」という食べ物を知っていますか?
湯葉とは、液体を熱した際、表面の水分が蒸発しタンパク質と脂質が凝固することにより液体表面に膜が張られる「ラムスデン現象」によってできる食品で、豆乳を沸騰しないように熱していくと、表面に薄い膜ができ、それをすくいとったものが湯葉です。

ここから、こんな疑問は浮かびませんか?
「無限に膜を回収し続けたら、無限に湯葉が食べられるのでは!?」
豆乳がすべて蒸発するまで無限に湯葉が作れそうではありませんか?
というわけで今回は実際に自分で湯葉を作って検証してみたいと思います!

検証のために用意したのはこちらの成分無調整豆乳(税抜68円)です。

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1Lのものを用意しようかと思ったのですが、本当に無限に作ることができてしまったら困るので、200mℓのものにしました。
準備が整ったところで、さっそく作っていきましょう!

まずは、蒸発しやすいように浅めのフライパンに豆乳を注ぎます。

おりゃー!

豆乳、投入完了!

あとはこれを、沸騰しないように火加減に気を付けながら熱していき、膜ができ次第すくい取っていけば、湯葉を作ることができます!

火にかけてから1分ほどで、うっすらと膜が張っているのがわかるようになりました!あとはこれを…

スッ…

スーッ…

慎重に…

上がったーーー!
思っていたより簡単に持ち上げられました!

あとはこの工程を繰り返しをバットに乗せていきます!

どんどん作っていこうと思った矢先…

あれ?

あれあれ~!?

一回目よりも大きいものを作ろうと、一度膜から箸を離して端の膜を集めようとしたら持ち上げられなくなってしまいました…欲張りは禁物です…

気を取り直してどんどん作っていきましょう!

スッ…

スッ…

サーッ…

サッ…

そんなこんなで、ほとんど水分が蒸発してしまい、フライパンの底でも凝固が起きていました。その結果…

なんだこれは…

とてつもない大きさの湯葉のバケモノができあがっていました…
膜を張ることができる水位がなくなったため、これにて湯葉作りは終了となります。しかし、最終的に工程は違えど全ての豆乳が湯葉へと変化したため、「湯葉は豆乳がある限り無限にできる!」ということがわかりました!

豆乳200mℓから作られる湯葉

その後、わさび醤油で人生初湯葉を堪能しましたが、想像していたよりも濃厚で、油分をしっかりと感じとてもおいしかったです。


湯葉は気軽に作れて、すくい取る時も楽しいので、豆乳が入った鍋を囲んで「湯葉パーティー」をしても楽しいのではないでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました!



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