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理想の20歳と現実の20歳

 個人的な話になりますが、2024年2月18日で私は20歳を迎える事となりました。(皆さんここで一言いいましょう。せーの。おめでとうございます)
 今日もスポーツ教育について記事を書こうとも思ったのですが、一旦脱線して個人的に20歳になって感じたことを書かせてください。
読者さんもおそらく20歳以上の方が大半でしょうから、改めて自分が思い描いていた20歳そして当時の20歳になったときの自分と照らし合わせて読み進めていってみてください。


スーパースターだった20歳

 当時は小学校6年生。部活動のバスケットボールに夢中になり将来はNBA選手を夢に見ていた少年でした。


  1月の成人の日の前日。いつものように小学校でバスケットボールの練習をしていると、小学校の体育館にビシッとスーツと髪型を決めて体育館に入ってくる成人を迎えたお兄さんたちがやってきました。
 監督に、「お久しぶりです!」と挨拶を交わし、「大人になったな~」と
嬉しそうな再会をしていた映像を私は今でも覚えています。

 その光景を見て私は思いました。

「20歳ってめちゃくちゃかっこいい。」

みんな表情が充実してて、大人って感じがしてすごく尊敬を覚えました。
それと同時に、俺は絶対NBA選手になる。20歳になったときの挨拶は、テレビとかガードマンに囲まれながらヒーローとしてこの小学校に帰ってくる。もっとかっこよくなってくる。と当時の自分に誓いました。

当時の僕の中での20歳の僕はスーパースターだった。


現実を突きつけられた高校生

 時は流れ高校に入り、全国大会にもちょくちょく顔を出す高校に入学したので、いわゆる強豪校と試合する機会が増えていきました。そこで私は現実を浴びせられることとなります。

 1年次は、試合に出ることはおろか、ベンチにも入れてもらえずもがき続ける日々。
 2年次は怪我に苦しみあっという間の1年が過ぎ。
 3年次はようやく試合に出られたものの、全国の舞台で活躍するスーパースターたちを前に、怯え何もできず、ボコボコにされ、「お前には無理だよ」と言わんばかりのプレーを目の前で見せられあっさり僕の夢は途絶えてしまいました。

大物ユーチューバーを夢見た大学生

 バスケの夢も途絶え、落ち込んでいたのも束の間、僕はある人物に憧れ大物ユーチューバーを目指しました。最初こそ勢いはあったものの次第に、精神的に無理している自分が現れ始め、友達からもYouTube上のお前はなんかお前じゃないといわれそこで初めてこれは本当に自分が成し遂げたかった事じゃなかったんだということに気づかされ、大学1年次後半であっさりこの夢も途絶えてしまいました。

 これが私が夢をみた小学生から大学生になるまでのストーリーです。ぶれてぶれてぶれまくっての今に至るので正直、生きた心地がしなかったです。
特に大学の初期の頃は(笑)

#もう当分YouTubeはやらないのかも
#編集作業世界一苦手


当時の僕

そして成人式

 有名になり、マスコミに囲まれ母校訪問をすることを夢見ていた20歳。
結論から言うと叶うことはできませんでした。。が、しかしみんなの前で「起業家になる!!!!!」
という宣言だけはできました。

#口に出して言うことは大事
#おかげであだ名はビックマス

 自分の理想になれず、俺はここにいていいはずじゃない。まだまだできると思い理想と現実のギャップに苦しんでいた自分がいたのが正直な答えです。今もその自分と葛藤している時間が多いです。

 おそらく読者の皆様も、想像していた「今」とは現実が違く、苦しんでいたもしくは今も苦しんでいる方がいるのかもしれません。
 私がそんな方にアドバイスをするのだとしたら、
理想と現実は切り離して考える。ということです。

 確かに、理想の自分に比べれば現実の自分を眺めているとものすごく苦しくなるのかもわかりませんが、そこを同時に考えるといつまでたっても負のループから抜け出すことができません。

 私達が1番輝いているのはいつまでたっても「今」です。
理想は目指すところではあるがあくまで理想。そこは今の自分とはまったくもって関係はない。
その事実を胸にとどめておいた上で、今よりも輝ける方法は何なのか?を探すことが重要です。

 いきなりアドバイスっぽくなりましたが、この考え方はあくまで今私が持ち、実践している考え方です。
#人それぞれ向き合い方は違っていいと思います

 これからもしんどいことが多いとは思いますが、今の自分を認めた上で成長に貪欲になれていったら最高かなと今ふと思いました。 

 では、また次回の記事で。



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