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大事なことは即決しない。

僕の左眼は先天性眼瞼下垂だ。

産まれた時からまぶたが上がらない。
黒目の半分を上まぶたが被っている。
眼瞼下垂の中でも重度と診断された。

今まで特別苦労もなく生活してきた。
だがこれから老化が進むとまぶたが下がってくる。
ただでさえ開かない眼が更に開かなくなる。
それならば今のうちに治しておこうと思った。

事前に下調べをして病院の予約をした。
施術方法
施術後のビフォー・アフター
手術によるメリット・デメリット
料金
一通りの知識を持ってカウンセリングに臨んだ。

カウンセリングが始まった。
僕の眼瞼下垂は先天性でしかも重度だ。
筋膜移植手術しか出来ないらしい。
太腿の筋膜を移植するらしい。

怖っ!!

怖いよ。
なんか怖い。
ただでさえ手術というものをしたことがないのに。
切開だけでも怖いのに。
脚の筋膜が目にいくの?
どゆこと?
いや説明は理解できますよ。
代りの筋膜が必要なのもわかる。
でもなんだろうな〜
脚が目にくるのは何かやだな〜

診断は間違っていない。
施術内容も間違っていない。

シンプルに感情の問題だ。

結構覚悟を決めてカウンセリングを受けた。
即日手術をする覚悟だった。
ブレブレだ。
ブレブレのグズグズだ。
自分の意志の弱さに涙が出る。

もっとちゃんと考えて決断しよう。
急いだ事ではないのだから。

手術をする場合顔に傷を作ることになる。
命懸けで僕を産んでくれた人に相談しよう。
そう母ちゃんに相談だ。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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