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悪しき風習リモート飲み。

3年前新型コロナウィルスの猛威により、
前代未聞の緊急事態宣言が発令された。

これにより人々は外出を禁じられた。
会社に出社することが出来なくなった。
リモートワークが始まった。
会社に出勤しなくても良いことに喜ぶ人もいた。
逆に家で仕事をすることを嫌がる人もいた。

良くも悪くも
「リモート」という物が世の中に浸透していった。

リモート飲みという物も生まれた。
このリモート飲みは国民を苦しめた。
複数人で開催された場合は最悪である。
まず全員の顔が画面上に映されていること。
全員の顔がひと目で把握出来る・される。
対面の飲み会ではまずあり得ない事態である。
一瞬たりとも気が抜けない。

そして喋ることが出来るのは1人だけである。
その1人の演説を気を緩めず聞かなければならない。
対面ならばざっくばらんに会話が出来た。
1人の演説もスルーして隣の人と会話が出来た。
リモート飲みではそれが出来ない。

閉会の時間も曖昧だ。
閉店時間があるわけでもないのでズルズルと長引いてしまう。
時間を決めて飲み始めても大概終わらない。

そんな地獄の時間を寂しさから楽しいと錯覚する。

皆日々のストレスで感覚が麻痺していた。

あれから3年が経ち。
日本はコロナウィルスの終焉を迎えた。

今ではマスクも外している。
アクリル板無しで人数制限もされず飲み会が出来る世の中に戻った。

やはり飲み会は対面に限る。
もうリモート飲みは必要ない。



…ここまで書いておいてなんだが、
僕は1度もリモート飲みをしたことがない。
上記に書いたデメリットが嫌で仕方がないからだ。
実際そういう事があると聞いたことがあるからだ。


そんな僕だがあえてもう1度は言おう。
リモート飲みは必要ない。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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