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ショート「抽象企業」

株式会社 大和商事社長取締役 鈴木重雄より新入社員の皆様にご挨拶がございます。

鈴木重雄: 新入社員の皆さん、まずは入社おめでとう。長い学生生活を終えて、これから社会人として活躍していくことに対して期待に胸を膨らませている人、逆に不安を覚えている人もいるかもしれません。
私たちの会社は「豊かな教育と感性でお客様に寄り添い、より良い未来を創る」というスローガンを持って日々業務に励んでいます。豊かな教育とは、会社の概要を知ることはもちろん、社会人として必要なマナーやクライアントとのコミュニケーションやコンプライアンスも含みます。これまでのスキームを脱却して既存のアイデアをブラッシュアップし、包括的に新しいアイデアやソリューションをクリエイトするには、それ以前に社会人としての常識を理解することが求められています。

我が社には日本だけではなく世界にも支社があり、全社員を合わせると6万人を越える社員がいます。近年はコンペティターの台頭により、新たな会社体制の確立の必要性に追われてコワーキングやリモートワーク、フレックスタイムの導入を勧め、昔以上にステークホルダーを意識した企業戦略を立てています。

IotやAI技術の発展により現代社会は目覚ましく変化をしています。我が社でもDX化やデジタルビジネスのテクノロジー開発は年々、割合を増してきています。そんな社会にフレキシブルに対応できる人材が、今後の社会を担っていきます。

難しい話をしてきましたが、新入社員の皆さんは、まずはコミュニケーションの大切さを理解して欲しく思います。
私が新社会人の頃、どちらかといえば内気な性質で、人とのコミュニケーションが得意ではありませんでした。営業の仕事では、顧客との綿密なコミュニケーションが何よりも重要です。濃密なコミュニケーションは、より良いソリューションを提案することのキーとなります。逆に、フィージビリティスタディや積極的なコミュニケーションを避けることは、取引先とのトラブルや新たなリスクを生み出すことにコネクトします。

次に私たちの会社はお客様との信頼関係が何よりも大切です。会社の内部だけではなく、外に対してもクリーンなイメージを作り出すことが、企業の発展に貢献します。信頼関係からアグリーメントは生まれ、リソースの拡大にコネクトします。ユーザーエクスペリエンスとペルソナへのリテラシーの深さは我が社のスローガンからもわかるように、一番力を入れている部分でもあります。

これから10年20年の働く上で、多くのハードルとコンフリクトをして、挫けそうになることもあるかもしれません。そんな時は、アサップでまずは現状をよく観察して、上司や同僚へのアサインをしてみてください。周りの人たちはきっと新たなソリューションやスキームをコーポレートしてくれるはずです。

ご清聴ありがとう。

えんど

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