磨りガラスの向こう
すっかり涼しくなって。。
肌寒さすら感じる空気の中
鮮やかな
一輪の青が目を惹く朝
♡♡
きっと
「失敗したくない」って
手が 足が止まるのは
「無理」
そう強くブレーキを踏むのは
それだけ今まで
失敗をするたびに
失敗する自分はダメな人間なんだ
そう強く思うことがあったから
嫌われたくないと強く思って
人の声色
顔色 仕草 態度が
常に 気になるのは
大切な人から
「嫌われた。。」
そう思う出来事と
がっかりした気持ち
悲しい気持ちが
今でもくっついているから
だから
そんな過去を
繰り返したくなくて
その反対を求めていたりするね
でも 人の機嫌なんて。。
人のものだよ
機嫌とれたら成功で
機嫌損ねたら失敗
そもそも
そんなもの。。本当はないのにね
♡♡
昨日と一昨日
ワールドカップバレーの女子の試合を
TVerのライブ配信で見れて（テレビないから）
応援してたんだ
で。。ついつい。。
自分の中学生の時の部活と重なって観てしまうんだよね
あの頃。。
チームのメンバーって
わたしには
仲間なようで
仲間じゃなかった。。
いかに監督に叩かれず
ドヤされずにいるか
それだけだったなあ。。って思う。
勝つ喜びより
勝てば叩かれない
そんな安心を求めてたし
常にそんな雰囲気だったなあ。。って
だから
誰かがミスすると
「次次！」なんて励ましながらも
「ああ。。わたしじゃなくてよかった」
そんな空気が流れてたんだよね。。
わたしがそう思うということは
周りもそう思ってるって思ってたから
ミスすることは 責められること
否定されること そう思ってた
で。。
そんな部活経験から
わたしって
極端に失敗を怖がる子になったと思う。。
「失敗しても良いんだよ」
そんな言葉。。
もらったことなかったから。。
だからアルバイトでも
失敗が不安で不安で
おっかなびっくりやってたし
そもそも失敗しそうなことは
最初からやろうともしなかったし
今も仕事を誰かに見られながらやるのは
緊張して緊張して
すっごく苦手
でね
今日
たまたま朝の仕事で入ったお宅のテレビ
で、全日本女子ホッケーチームのことを
NHKのニュースでやっていて
キャプテンが
チームをまとめるために
試行錯誤してる様子なんかが映し出されていたんだけど
最後の方でキャプテンが
「ミスすると ミスした選手って
孤独になりやすいんですよね
だから そんな時ほど
チーム全体を見て欲しい
そして 一人じゃないよ
そう伝えられるようにしたい」
確かそんなことを話していて
「ミスした選手は孤独になりやすい」
この一言だけで
仕事しながら
涙ぐんでしまって笑
ああ。。涙ぐむということは
それだけわたしは
仕事でもなんでも
ミスするたびに
孤独を感じてたんだなあ。。
なんて思ったんだ
いつだったか。。
桑田真澄さんも
失敗してばかりで
落ち込んでる野球少年に
「野球はね
失敗するスポーツなんだよ
だから失敗を怖がらなくていいんだよ
失敗をするから
上手くなるんだよ」
そんな風に穏やかに伝えていて。。
そのときも
じんわりしたんだ
なんかね
書いてたら
そんな言葉まで思い出したよ笑
♡♡
って。。
バレーは結局
トルコにもブラジルにも
惜しくも負けちゃったけど
一生懸命にボール追う姿に
とても元気もらえた。。
頑張ってほしいね
パリ五輪いけるといいね
♡♡
今ある気持ちと一緒にいる、もう一つの思いを
見つけてあげよう
失敗したくない
そんな思いが常に付きまとうときは
そこに
失敗したときにできた
心の傷が残ってる
一つ一つの傷は
小さな擦り傷でも
きっと何度も繰り返してたら
積み重なって
ヒリヒリしたまま
心の底に
ずっと残ってたりするから
透明なはずだった心の窓が
いつのまにか
磨りガラスのように
雲って
知らないうちに
外の世界が
クリアには
見えなくなってしまっていたりも
するから
そして。。
でもだから。。きっと
同じ
「失敗」
でできた擦り傷だらけの人が
心の眼でわかって
「ひとりじゃないよ」
って言葉を
心から自然に掛けてあげられたりもするね
最後までお読みいただき
ありがとうございます
今日一日が
あなたにとって
自分に沢山の優しい言葉を
掛けてあげられる
あたたかい愛に満ちた
素敵な一日でありますように
心を込めて
凛
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？