子供教育は「何を」より「なぜ」が大切

子供の疑問にどのように答えていますか？
 
 今日は
何気なくしている子供との会話について、少し疑問を持ったことがありましたので書かせて頂きます。
 
学生さんがいる親御さんは良かったらご覧くださいね。
 

子供教育の原点
「何を」よりも「なぜ」
 
自分が相手より上の立場になり、指示を出す側になると
 
「○○をやりなさい」とか
 
「○○へ行って○○をしてきて」等、「何をどのように」と指示する場合が多いですよね。
 
たとえば子供に
「宿題はもうやったの？いつやるの？」と質問をする場合等です。
 
この場合、質問の要点は「何を、いつ」となります。
 
このこと自体は少しも不自然さはありません。
 
宿題をやる事により
勉強が身に付くからです。
 
子供の将来を考えれば
宿題をやるように促す事は親としての大切な責務です。

ところが親に促され
素直に宿題をやってくれれば問題はないのですが
 
子供は遊びの達人。

遊びに夢中になっていると
「後でやるから・・・」と言って、一向にやる気配を見せません。
 
全ての方に
当てはまるわけではありませんので、気を悪くしないでくださいね。
 
子供の立場になってみると
「うるさいな～、今いいとこなのに～・・・」という感じなのでしょう。
 
私も子供の頃
遊びに夢中になっている時に親に何かを頼まれると

少なからず反発したのを覚えています。
 
私の場合は
自分の家が商売をやっていたので

年末の忙しい時期に
お年賀用のタオル折りを手伝わされた記憶が残っています。
 
友達が遊んでいる時に
「なぜ自分だけ家の仕事しなくちゃいけないの？ 」とよく思ったものです。

この事を思い起こすと
親から頼まれたことは「○○をやってほしい」という

視点が「何をどのように」になっています。

そこに「なぜ」が入っていませんでした。

 「宿題をやりなさい」と同じですかね。 

今になって考えてみるとそこに

「なぜ？」を付け加えていたら、反発係数が少なくなっていたのではと思います。 

タオル折りを手伝うのはなぜ？という疑問に対する答えです。 

色々な答えが考えられますが 

・仕事をしないとお客様が離れて売り上げが減っていき

その結果家族を養う事が出来なくなる・・・

そして今の生活が苦しくなってくる。 

という、なぜに対する答えが明確に伝わった場合は

伝えなかった時に比べ本人のやる気やモチベーションに大きな違いが出てくるのではと思いました。

 私の場合は
そこが明確に伝わってこなかった

又は自分で理解できなかったので素直になれなかったのではと考えています。

 宿題や、勉強に対しても同じで 

学生は何を勉強するのか
どのように勉強するのかというよりも 

「なぜ勉強するのか」

という「なぜ」を考え伝えてあげた方が、子供のやる気スイッチが入るのではと思いました。 

勉強をするのは
良い成績を取るのが最終目的ではありません。

 良い大学に行く為でもありません。

 これらは全て目的を達成する為の手段の１つです。

 良い人生を歩む為の選択肢を増やす事が最終目的のはずです。

 良い成績というのは
人生の岐路を決める手段の１つであって

目的ではないという意味だと思うのです。

勉強を一生懸命やって良い成績をとっても

社会に出てからその内容自体が役立つことはほとんどありません。

 私が感じたことは
そろばんをやっていたので

暗算が多少できたのは役に立ったくらいですかね（笑）

サイン、コサイン、タンジェント等は全く役に立ちません。 

勉強も、部活も一生懸命やる事で

集中力、忍耐力、我慢強さ、協調性、応用力等々色々な事が身に付きます。

成績というのは
一生懸命やったことに対する評価の１つなのでしょう。

 学校の校則も

多くの学生さんが
なんとなく守っていますが

なぜこの校則があるのかという事を説明できる先生はどのくらいいるのでしょう？

 少なくとも私は
校則に関する明確な理由を聞いたことがありませんでした。

 この辺は、子供に伝えるのは難しいかもしれませんが・・・。 

何かを子供に求める時には

「なぜ」を付け加える事が大切ではないかと思い、今回１枚のポエムを添付させて頂きました。

人生の選択肢というのは、多いに越したことはありません。

私も子供の頃
このような事を理解したうえで勉強をしていたら、もっと人生が変わっていたかもしれません。
 
少し生意気な事を書いちゃったかもしれませんが

何かの参考になれば幸いです。　
 
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

尚、スキ、コメント、フォローを頂くと飛び上がって喜びます。

よろしくね