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残業ゼロは評価にマイナスか


一昔前は、人より多く残業をし、多くの時間を会社に捧げた方が評価されるという風潮がありました。
過去の私にも、同僚・上司が遅くまで働いているから一緒に遅くまで働いたり、有給を上司に申し出たものの良い顔をされなかったり、そんなことがありました。

でも、今は時代や制度も変わり、定時退社や有給取得がしやすい環境が整ってきています。
残業ゼロや有給取得に対しては、我々労働者にとって追い風が吹いているのです。

これを聞いて「それは知っているけど、自分の会社はまだまだなんだよね」という声もあるかもしれません。
会社や人によって考え方は様々なので、進んでいる会社、遅れている会社、理解のある人、ない人、色々あると思います。

とは言え、会社や人が変わらないことを嘆いていても、何も変わりません。
また、組織や他者の考え方を変えるのは難しく、そこに自分のエネルギーを使うのは得策とは思えません。
(たったら、他の有意義な事にエネルギー使いたいですよね)

ではどうするのかと言うと、自分の考え方を変えるのが一番手っ取り早いと思います。
時代遅れの環境・考え方かからはできるだけ意識を遠ざけて、自分にエネルギーを集中させましょう。

残業ゼロ、有給をしっかり取る(そして文句を言わせない)ということは、以下を自分でコミットすることなのです。

  • 限られた時間で仕事をやり繰りする

  • アウトプットの質を維持・向上させる

上記をコミットできる人は、会社視点では、残業代を払わずに済む上、安定したアウトプットを出してくれる有難い人です。
自分視点でも、プライベートの時間(家族・友人との時間、自分時間など)や睡眠時間をしっかり確保できるので、肉体的にも精神的にも安定します。
しかも、タイムマネジメント能力や職務遂行能力にさらに磨きがかかります。

つまり、残業ゼロを目指すことは、会社にとっても自分にとっても、Win-Winの関係が成り立つのです。

だから、残業ゼロは仕事の評価にプラスになるというのが私の考えです。
もしマイナスになっているとすれば、やるべき事をやっていなかったり、能力不足だったり、自分に要因があるケースが多いのではないかと思います。

会社との適切な距離感を保ち(過度に依存し合わず)、定時に仕事を終え、適切なアウトプットを出して行く、これこそが会社員として評価されつつ、プライベートも充実させる要因のように思います。

まとめ

「残業ゼロは評価にプラス」である。

会社視点:

  • コスト削減

  • 安定したアウトプットを得る

自分視点:

  • プライベートの充実

  • 肉体・精神の安定化

  • タイムマネジメント能力、職務遂行能力のさらなる向上

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