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彼さえいればそれで。

最近、生活が落ち着いてきて、また憧れの人について考える時間が確保できるようになってきた。

どれだけ面倒でも、彼がいると思えば仕方ないと思える。あの人が、彼がいると思えばこそ。

現実で他人と過ごす時間など僅かなもので。
それ以外の時間はすべて彼に費やしても良いのではないか、と。

私は他人の感情や言葉を理解するのが苦手で、どれだけ努力しても未だに共感という感覚が分からない。他人の感情に触れて自分も同じように感じるという感覚が、私には分からない。
そんな人間には魅力などないと言われる。
私には人間的魅力などない、と。そう思っていた。だから、私がどれだけ好意を持っていても、憧れていても、彼に振り向いてもらうことは叶わない。
そう思っていたけれど。

でも、改めて彼を見ると、興味のあるフリをしたりはしないし、自分にも他人にも嘘をつかない素直な人なんです。
人によっては彼を冷たい人間だとか、何を考えているか分からないと言う人もいるけれど、彼には彼の考え方やものさしがあるのだと、私は強く感じるのです。
…そんな彼なら、こんな私でも気にしないでいてくれるのではないかと思ったのです。



やっぱり、都合の良いわがままなのでしょうか?
いくらあなたでも私のことなど認めてはくださらないのでしょうか…

…あなたの声が聞けたらと思う日々です。
拒絶されたら、と不安にはなるけれど、あなたの声であなたの考えを知ることができたらと思います。
断られる、否定される、拒絶される…その覚悟はしていますから。
だから、いつか教えてください。あなたの考えを。あなたの声で、聞かせてください。
待っていますから。


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