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成長する会社の特徴

みなさんこんにちは、お読みいただきありがとうございます。
大学生インベスターです。

今日は就活の第5弾、成長する会社の見極め方についてお話ししようと思います。

ここでいう「成長する会社」とは、前回お話しした「給料が上がる会社」とも繋がる話で、売上や利益が増えるほど給料も上がりやすくなりますので、就活生は必見です!

成長する会社を見極めるには、、「中期経営計画や統合報告書を見て判断しろ!」です。
何それ?と思った方も多いと思うので詳しく説明します。

まず、中期経営計画とは、会社が今後数年間、具体的にどうやって売上を伸ばしていくかが書かれてある資料です。
企業が投資家向けに開示していて、ホームページから確認することが出来ます。会社によって内容や目標年度にかなり差がある点は覚えておいてください。
統合報告書とは、売上や利益などの財務情報やビジネスモデル、ビジョン、会社が取り組むSDGSに関してなど企業に関するあらゆる事が載っている資料になります。企業のマニュアルのようなものでしょうか。
実際の資料を見た方が良いと思うので、「三菱商事」を例に挙げて説明しようと思います。

中期経営戦略2024 | 三菱商事 (mitsubishicorp.com)

三菱商事は、2022年度から3年間の計画を立てています。
中期経営計画は、この3年間で特に力を入れることが書かれており、ここではDXなどの成長戦略、組織・経営管理、人事改革、カーボンニュートラルに力を入れていくと示されています。


次ページには、業績の目標も書かれており、その達成に向けてどのように取り組むのかも書かれています。

さらに、投資計画も立てており、力を入れる詳しい分野が載っています。
ここに載っている分野は今後伸びる可能性が高く、配属等に生かすことが出来ます。

このように就活で役立ちそうな内容も盛りだくさんなこともおわかりいただけたと思います。

ここで皆さんに注意点があります。
この中期経営計画書は、ベンチャー企業も出しているのですが、中には突拍子もない内容の会社もあります。

まだまだ駆け出しの会社なのに、「売り上げ1兆円!」や「数年以内にGAFAに追いつく!」など明らかに計画が達成不可能な会社は、中途半端に目指そうとした結果残業が増えて休日出勤、なんていうブラック企業の可能性があるので、要注意です!

皆さんも就活をするときは、中期経営計画や統合報告書を見て、自分の行きたい事業や部署が会社にとってどのような位置づけなのか見極めて、「良い会社」を選びましょう!


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