見出し画像

#40 いつできるようになるかは子ども自身が決めることなんだ

子育てをしていると、私たちは願う。

〇〇できるようになってほしい、と。

もしくは、「しつけ」という意味で、
〇〇できるようにさせなければいけない、と思うことがある。


いつかは必ずできるようになる。
それは分かっている。

でも、焦ってしまうことがある。
どうしてできないんだろうって。

そんなとき、思い出す言葉がある。

子どもに伝えて下さい。
いつできるかは自分で決めていいんだよ」と。
「待っていてあげるからね」「急ぐことはないんだよ」と。

佐々木正美さん著「かわいがり子育て」

いつできるようになるかを決めるのは子ども自身

いつできるようになるかを決めるのは、子ども自身なのだ。
親が決めることなどできるはずない。

何でも自分でしたいのですから、
時期がくれば
ちゃんとできるようになるのです。

佐々木正美さん著「かわいがり子育て」

確かに、子どもは何でも自分でしたがる。

だから、自分で◯◯したいと思えば、こちらが止めたってできるようになっていく。

逆に、自分で〇〇したいと思わなければ、できるようにはならない。

言われてみれば当然のことなのだが、私は分かっていなかった。

このことを一番実感したのは、オムツはずれのとき

長女も次女も、ある日突然オムツをはくのを嫌がった。

そして、その日からトイレに行き始めた。

私はまだ心配だから「オムツをはいたら」と言っても断固拒否された。
そして、私は悟った。
これは、娘が出した「オムツをはずしたい」っていうサインなんだ、
今こそトイトレ(トイレトレーニング)を始めるべき時なんだ、と。

プリキュアなどの大好きな柄の綿100%のパンツをはくようになったら、
大喜びでトイレに行き始めた。

というか、綿のペラペラのパンツなので、トイレに行くしかなくなる。

もちろん、始めは失敗はするのだが、
失敗の回数がだんだんと減っていき、
いつのまにか失敗しなくなっていた、という感じで、
トイレトレーニングは終了した。

「昔はもっと早くからトイレに行かせてたわよ!」と
母に言われたけど、昔は布オムツだっただろうし、
私は紙オムツしか使っていないので、
オムツの不快感を感じるのが昔より遅いのは仕方ないと思う。

そして、何より、
子ども自身がオムツを外したいと教えてくれたことが
私にとっては大発見だった。

トイトレをしなきゃ、いつしようかな、と考えていたけど、
子どもが「今だよ」って教えてくれたことが驚きだった。
面白いなぁ、子どもってすごいなぁ、と思った。

暗いと一人でトイレにいけないの??

このオムツに関して、最近新たに困ったことが起きている。

それは、明け方の暗い時間にトイレに行きたくなった時、
暗くて怖いから、余計に面倒になり、
トイレに一人で行けないことがあること。

その結果、どうなるかというと、
まだ外が暗い時間に、ベッドの上で愚図りだし、
私は0歳の長男の授乳プラス、長女と次女のトイレの付き添いのたびに
起こされている。

「トイレに行けないんだったら、オムツはいたら??」
と言ったら、やっぱり断固拒否。

「だったら、トイレに一人で行ってよね」と、私は言ってしまう。

でも、きっと、できるようになるよね。
一人で暗くてもトイレに行けるようになるよね。

これもそう。
いつできるようになるのを決めるのは、子ども自身なんだということ、
忘れないでいたい。

最後に

とは言っても、疲れているのに何度も起こされると
ついイライラして怒ってしまう。

そんなときには、父の言葉を思い出そう。

子育ては一大事業だから、ゆったり構えて気長に取り組むように。
いつかはきっとできるようになるさと信じて、余り無理な要求はしないこと。人格無視の、きつい叱り方は控えること。

私のことをよく知っている父が言う言葉は重い。

肝に銘じます!!


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。