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【SS】人工ダイヤ01|54字の物語

※遺骨ダイヤモンドへのネガキャンではありません※
※不快に思われる方もいるかもしれません※
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ある殺人鬼の独白

欲しいものは作りましょう

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解説(ネタばらし)

『ある殺人鬼の独白』

ある所に連続殺人鬼がいた。

彼女は宝石が大好きだった。
でも彼女には、宝石を収集するだけのお金がなかった。

そんな時、彼女は知ってしまった。

宝石の王様、
ダイヤモンドが、人の手で作れるということを。

材料は炭素。
燃えるものならなんでもいい。

加工場所は特殊。
超高温に熱して、すごい圧力をかけないといけないらしい。

ー自分ひとりで作れないのなら、専門家に頼みましょう!

ただの人工ダイヤモンドではなく、
メモリアル・ダイヤモンド(遺骨ダイヤ)にすることにした。

立派なダイヤモンドを作るため、自分の恋人に協力してもらう。

ー生きている限り、髪の毛や皮膚や爪は伸びるわよね?
ー材料は多ければ、多いほどいいもの。

「あぁ、あなたがダイヤモンドになる日が待ち遠しいわ!」

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