#デイブ・グルーシンの映画音楽と#On Golden Pond
秋といえばデイブ•グルーシン(デイヴ・グルーシン)のBGMが心に沁みる季節ですね
映画「黄昏」のオープニングを観た時、思わず深いため息がもれ目頭が熱くなり…
これからはじまる映画本編がもうすでに素晴らしいものだと予感させてくれました。
すっかりおばあさんとなった白髪のキャサリン•ヘップバーンがとても素敵で娘役のジェーン・フォンダよりもまだ若かったその時の自分が思い描いた理想のお婆ちゃん像そのもの。
古着のラルフローレンのデニムシャツを真似て着たり
そして遠い未来には、穏やかな暮らしがあり人生の最後にこんな美しい景色を眺めながら静かに息絶えるのかと妄想したのです
デイブ•グルーシンのピアノは湖の水面に映る太陽の光のようにキラキラと輝いています
主演のヘンリーフォンダは娘ジェーンとの共演をへて翌年永眠しました、遺作となる「黄昏」は心に残る名作となり、役である気難しい大学教授のノーマンは彼そのもののようで…年老いていく姿は痛々しいほどリアルであえてその姿をスクリーンいっぱいに映し出し映画人生の最後を演じ終えたようでした…
そんな人生の終焉を描いた名作を素晴らしい音楽で彩りながら景色に寄り添ってくれるのがデイブの映画音楽です。
映画「恋に落ちて」の中で流れるマウンテンダンスもやはり秋の匂いがして、少しひんやりとしたの朝の通勤電車のガタゴトととても良く合います。
風景をキラキラと輝かせてくれるようです。
気の重い月曜の朝も風のように背中をそっと押してくれる音楽です。
フュージョン、アダルトコンテンポラリー、インストゥルメンタルなどジャンル分けされていましたね。
他にもたくさんの映画音楽を手掛けていますが全てのスクリーンの景色に色を与えてくれています。
そして私自身の人生にも…
黄昏のキャサリン・ヘップバーンの歳に少しづつ近づいてきた今
あの頃の望んだお婆さん像にはほど遠い自分をいかに微?調整していこうか
この先ウン十年で完成するのだろうかと…
♪On Golden Pondが忘れてたかつての目標を思い出させてくれたのでした。
良い秋ですね〜♪
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