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障害の有無を気にしない=興味がないし知ろうとしない...ってこと?

バイト先で、精神科に通院してることを知ってもらってるんだけど、その内容とか診断名とかは言ってない。
ある日、オーナーさんに「今日元気なさそうだけど大丈夫?」と言われたので、「気分の波がある病気なので…。でも大丈夫です。」と答えた。
するとオーナーさんは「ふーん。」とだけ答えた。
すごく興味がなさそうな言い方だった。

1人ひとり特性や体調が違うってこと

そのオーナーさんは他にも店舗や業務があって、別の場所でも精神科に通院してる人を雇ったり関わったりしてる。だから排除や差別をするような人ではなく、障害の有無にかかわらず人を受け入れる寛容さがあるのだと思う。
でも。わたしのこと多分、知的障害や発達障害だと思ってるんだろうなって対応してくる。表に書いて分かりやすく表したり、実際の年齢よりも下に見ているような話し方や褒め方をしてくる。(Infantilize=子ども扱い、って英語では言うらしい。Autism=ASDの人がよくそのような扱いを受けるってインスタの英語の投稿で見た。)
精神科に通院してるって言ってもほんとに人それぞれだから、それを知ろうと思わないのかな、って思った。
障がいの有無を気にしないことと、障がいを理解することは別だと思うんだ。気にせず受け入れてくれるのはありがたいことだけど、個々の体調や特性について、少しは概要くらい知ろうとしてもよくない?そりゃ精神科に通う人の多くに共通してる部分はあるかもしれないけど、うつ、躁うつ、気分変調症、統合失調症、パニック障害、社交不安障害、強迫性障害、解離性障害、身体表現性障害、摂食障害、PTSD、ASD、ADHD…それぞれ違うんだよ。そもそも精神科通院者をひとくくりにして見てるのかもしれない。だったら尚更、一人ひとり違うことを知ってほしい。

オーナーさんの視点にも立ってみると…

最初は、病気を気にせず受け入れてくれるんだ、って思ったけど、今ではちょっと不満を感じる。「気にしません!排除しません!」が「気にしてないので特に深く知ろうともしません!」に思えてしまう(認知の歪み)。アルバイトだから、企業の合理的配慮みたいにがっつり求めるのもおかしいのかもしれないけどね。でもオーナーさんとしては、私のために、あまり深く聞くのはよそうと思って、軽い感じで受け止める姿勢で「ふーん。」って言ったのかもしれない。オーナーさんは忙しいし、私一人にそんな構ってる余裕ないだろうし、迷惑かけたのに雇い続けてくれてるから、それだけでも十分感謝しないとなんだけど、なんか釈然としないな…。

メンタルヘルスを気軽に身近に知ってほしい

それに最近、メンタル疾患って、身近にいない人や関わりがない人は全然知識がないんだって気づいた(バイト先の人だれも双極性障害を知らなかった)。もっと啓発していきたいんだけど、何かいい方法はないかな。
いわゆる闘病垢ではみんな病気や障がいがあってもちろんある程度知識はあるから、そうじゃない層に知ってもらいたい。嫌悪感を抱く人もいるだろうから、できるだけ気軽に身近に感じてもらう方法で。私自身や周りの子のためだけじゃなくて、誰でもなりうることだから、病気のことだけじゃなくて、心の健康を守るってこと全般についても知ってもらいたい。

日々考え模索中のるえなでした。
最後まで読んでくれてありがとう。

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