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【経験談】勉強はグループでした方がいい

こんにちは!歯科医師Hachiです!

今日は僕の経験の中から、「勉強はグループでした方がいい」というお話をしたいと思います。

「えっ?勉強は1人でした方が集中できるんじゃない?」

と思われた方、ぜひ読んでみてください。


まずは僕の経験談からお話ししたいと思います。

話は大学の卒業試験です。

当時、僕らの卒業試験は、各科目の筆記試験でした。

各科目と言っても、入れ歯、インプラント、むし歯という歯の専門のテストだけでなく、生理学、生化学、薬理学などの基礎科目もあるので、全部で20科目以上ありました。

毎週金曜に4〜5科目テストがあり、合格点に達しなかった科目に関しては、追加で再試験も行われ、雪だるま式にテスト科目が増えてしまいます。

たとえば、2個科目を落としてしまうと、その次の週に4+2で6科目試験を受けなければなりません。

ほんと地獄でした。

僕は成績は真ん中くらいで、めちゃめちゃいいわけではありませんが、悪いわけでもありませんでした。

ですが、卒業試験は軒並み試験に落ちてしまって、

正直パニックに陥ってました。

もっともっと勉強しないと!と思って、誰よりもずっと自習室にこもっていました。

トイレの時間も惜しかったので、本当に誰よりも机に向かう時間は長かったと思います。

それでも、試験に受からず、どんどん悪循環に陥ってしまいました。

そんな僕をみかねた友達が声をかけてくれました。

「よかったら、一緒に勉強しない?」

その声かけは本当に嬉しかったですが、

友達と勉強したら自分のペースが崩されるという不安もあり、

ほんと最低なやつなんですけど、若干ありがた迷惑とも思いました。

なので、やんわり断ろうかと思ってましたが、その時の僕は自分でもわかるくらいパニック状態に陥っていたので、

藁にもすがる思いで、友達の申し出をありがたく受け入れました。

それからは、毎日友達と待ち合わせをして、一緒の円卓に座りながら勉強するようになりました。

基本的には黙々と個別で課題に取り組み、わからないことがあればその都度質問して、解決していきました。

これだけでもすごく成果がありました。

1人でやってると、わからないことがあれば、あとで調べるとか、なんならまあいいかと思ってそのままにしてしまうこともありました。

すぐ聞けて、すぐ解決できるのは、本当に効率が良く学習が進みましたり

また、自分の集中が切れかけた時も、目の前には真剣に勉強している友達がいると、なかなか気が抜けず、おかげで集中切れずに長時間勉強することができました。

1人だと、机に向かっている時間は長かったかもしれませんが、勉強しているつもりになっているだけで、実は集中できていなかったように思います。

最初友達と勉強することは、ペースを乱されると不安でしたが、むしろ長時間集中を切らさないようになりました。

そして、休憩時間に友達と問題について雑談のように話していた内容が、意外と試験に出たりするんです。

「ああ!あの時話してた内容だ!」

と、記憶にしっかり残っているので、自信を持って回答することができました。

以上のような恩恵を受けて、無事に卒業試験をクリアして、歯科医師国家試験も合格することができました。

本当にあの時声をかけてくれた友人には感謝しています。

もし、1人で行き詰まっている人がいれば、思いきって仲間と勉強してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日もよろしくお願い致します。

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