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居心地のいい家族関係の維持

少々遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。

今回は、2023年最初の記事ですが、”家族”をテーマにして書いていきたいと思います。

というのも、最近我が家で嬉しいことがありました。
クリスマスのことです。我が家はクリスマスを家族で過ごします。僕と妻、高校生の娘、中学生と小学生の息子二人で。
子どもたちはもうサンタさんを信じていないので、サンタさんとしてではなく、一家のお父さんとしてプレゼントを渡します。
それが毎年恒例だったんですが、今年はそれだけではありませんでした。

娘が、弟二人の好みをリサーチしていたんです。
おやこれは……と思った僕は、娘を連れて買い物に行きました。
そして、弟たちにクリスマスプレゼントを購入。

なんだかほっこりしました。
プレゼントを受け取った弟たちは大喜び。更に一番下の弟が影響されたのか、なんとクリスマス後に家族全員分のプレゼントを用意してくれたんです。
僕まで靴下をもらいました笑

人に与える楽しみ、喜びみたいなものが家族間で巡っていて。
あたたかいクリスマスを過ごせました。

家族の幸せを実感した近況でした。
しかし、家族と単に言っても色々ありますよね。

我が家は一言で表すなら自由な家族です。
それぞれにとっての安全地帯のような場所。
外で抱えたストレスをぶちまけられるような場所。

大切にしている時間があります。
それは家族揃ってご飯を食べる時間。

あと何回できるんだろう?カウントダウンはもう始まっています。
子どもたちが家を出て一人暮らしを始めようものなら、もう家族揃っての食事はできないから。
それぞれ部活とかもあるので、毎日は難しかったりしますが、できる限りはみんな揃って食べる時間を作ります。
家族みんなでコミュニケーションができる時間なので。

僕が子供の頃は、揃って食卓を囲む習慣がない家庭でした。病気がちで入院している期間が多かったのもあり淋しい記憶です。
大人になった今、その飢えを解消したい気持ちが大きいんです。
自分が足りないと思っていたことを、親になって埋め合わせようとしている。
子どもからしたら、一生は過ごさないかも知れない実家。でもその記憶は心の深くに刻まれます。
だから僕は、家族の時間が有限であることを自覚して日々を大切にしたいのです。

ここからは、そんな家族関係維持のため、父親として自分がどうあるべきか、何に気を付けているか、日々僕が考えていることを書き連ねていきます。家族関係に悩んでいる人に届けば嬉しいです。

①心の余裕
何と言っても心の余裕が大事なんだと思います。
自分に悩みや不安事があってそれを家に持ち帰ってしまうと、家族に目を向けられません。
例えば、仕事に関して自分が納得していないと、家族に胸を張って接することができない。どこか自信のない状態になってしまいます。
いつでも家族の言葉を受け止められる構えた状態が父としての理想だと感じています。

また、家庭外のことが上手くいかずに余裕がないと、家族に求めすぎちゃうでしょう。「仕事で疲れている俺のことを癒してくれ!」とか、「俺はこんな失敗をしてしんどかったから、大学は良いところへ行けよ!」とか、いろんな形で家族に圧を与えてしまうんです。

そもそも余裕のない父親に相談なんかしたくないし、コミュニケーションが面倒になりますよね、きっと。
それに自分の悩みに精一杯で、家族の話どころではなくなるはずです。

家族に目を向けるなら、家族以外のところでも不安事を残さない。やることはやって常にどこか余裕を持っておく。
僕はそれを心掛けています。

➁序列化をしない
兄or姉なんだから我慢するべき、末っ子は優先されるべき……
無意識なのか、兄弟を序列化して接する一面が日本の家族には強くないですか?少なくとも僕の幼い頃はそうでした。それが嫌で嫌でたまらなかった。
生まれてきた順番が違うだけで、何故待遇が違ってくるんでしょう。理不尽じゃないですか。

だから、僕はできるだけフラットな関係を作りたい。
家族を序列化しない。それを意識しています。
些細な例ですけど、兄弟で戦いみたいなじゃれ合いが起きた場合も、平等に味方するとか笑

そうした日常の場面でも、親の態度で傷つくことはあるかもしれないので気を付けています。

③数年先を示してあげる
家族みんなに数年先何が起きるのか共有します。
例えば、「いずれは引っ越すよ」「もしかしたらパパとママから離れて暮らす未来もあり得るよ」とか、あらゆる可能性の話をします。心の準備期間ですかね、それを設けています。
もっと日常的なことでいえば、「来年はディズニー行くからね」「再来年は韓国旅行に行こう」とか。思い立ったら行動!ではなく、近未来に実施予定だったり目標としていることを示してあげます。

向かっている先がわからないと不安になりますよね。それを日常の中でも提示して、それぞれに準備期間をあげるというのを意識的にしています。

居心地のいい家族関係維持のために、日常で心掛けていることを三つお話ししました。家族のコミュニケーションや子育てに正解なんてありません。だから、日々試行錯誤です。その末に僕が気を付けていることが以上の三つです。この記事は父親として心掛けていることを書きましたが、①心の余裕を持つという点なんかはきっと家族の誰しも大切なことかと思います。
家族関係で悩んでいる方の力になれれば幸いです!


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