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真似るは学ぶ、恥ずかしいことではない 〜部下の成長は気長に待とう〜

あれの時期

新社会人が4月に入社してからはや2ヶ月、GWからは1ヶ月が経ちました。
月日の流れは本当に早いですよね。。

さて、そんな中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
人によっては辛くなるあれの時期が今年も来ました。
私は幼少期に椎間板ヘルニアになってから腰が痛くなるのでうんざりしています。

そう、梅雨の時期の到来です…!

梅雨の始まりと会社が新社会人へ新たに求め始める時期は重なっている

梅雨になると、気分は暗くなるわ、頭や腰、関節などが痛くなるわでもう大変。
一方、新社会人としてもう2か月経つわけなので、上司陣はそろそろ会社に慣れてきた頃だと考え、新たに仕事を与え始める時期が重なっています。
気分が落ち込むこの危険な時期にこそ、デリケートな対応が必要になってくるのです。

たかだか雨だろと思われる方、梅雨を舐めたら危険ですよ。
梅雨の時期は特にセロトニンの減少やビタミンD不足が生じやすいと言われています。これが不足すると鬱になりやすいのです。

じゃあ何もさせない方がいいのかと、そういう訳ではありません。
この時期だからこそポジティブな感情にさせつつ、無理なく学んでもらい、力を付けさせることができれば理想ですよね。
その理想に近づける方法が今回取り上げる「真似させる」ことです。

真似をさせて良い仕事と辞めた方が良い仕事内容とは

作業は真似をさせて、営業など形が決まっていない内容は真似をさせない方が良いでしょう。
例えば、見積の作成や、書類をクライアントへ届けるだけなど、単純な仕事ですね。
いわゆる、誰でもできる仕事です。
まずはやってもらうこと、そして成功体験を積み重ねてもらうこと、これが非常に重要です。
そのため、簡単な仕事の方が確実な成功をしてもらいやすくなります。

今の若い世代は褒められることに慣れていないというニュースを見ました。
まずは褒めること、継続して自主的になろうというマインドが形成できるように仕向けた方がいいでしょう。

なぜ今更「真似る」ことを推しているのか

それは、教育する上司陣がプレイングマネジャーという問題を抱えているからです。
プレイングマネジャーは部下を教育する時間が限られているため、これまでやれば評価をしてもらえた学生だった人たちにとって、忙しいを理由に投げやりな態度を取られるとこれまでとの価値観とのギャップを感じてしまいます。
お互いがイライラしないためにも、改めて段階を細かく踏んで教育していくのがベストではないでしょうか。

積極的に真似をさせよう

真似ることは恥ずかしいことでも、手を抜いているわけでもありません。
上司の真似をするということは、集中力が必要です。
自分が作成したものが間違っていないか、注意深く見ます。
すると、何が重要なことなのか、必要な情報は何なのかといった、今後社会人でやっていくために必要なスキルを身に着けるきっかけにすることもできます。
もちろん、段階を踏んで力を身に着けてもらう必要はありますが、まだ6月。
相手は今後40年、50年と働いてもらえる可能性を秘めている卵です。
焦らず、部下の成長を見守る気持ちで仕事を振ることを心がけましょう。

◆参考
Manegy
梅雨時期になる“うつ”の原因


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