詩 同じ空の下
誰かの空が晴れる時
誰かの空には雨が注ぐ
世界の誰もが日差しを浴びて笑える日を
世界の誰もが雨に打たれて泣きたくなる日を
空から創ってはくれないでしょうか
私たちはいつまでも赤子のまま
口に入れ 指で触って
身体で心にしまうのです
暖かい陽に自然と崩れる口元を
冷たい雨に勝手に震える両肩を
降り注ぐ日差しへの微笑み方を
降り注ぐ豪雨の過ごし方を
同じ空の下 教え合う
全ての空の下 鼓動していられるよう
あなたの上には空が見えますか
あなたも微笑み泣いているのですか
どうか身勝手な我儘をお赦しください
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