『寝かしつけ』絵本の定番、その読み聞かせと楽しみ方とは
こんにちは
今日紹介したい絵本は
『ねないこだれだ』
寝かしつけの絵本として、有名な絵本。なんと50周年を迎えたロングセラーの絵本です。
ん。つまり、僕の親の世代から読まれてる絵本になるから、親子3代で読み継がれてる?すごい絵本でございます。
■何が良かったのか?
『ねないこだれだ』の何が良かったのか?
ズバリ!
『短い間の子供の成長を感じれる』
え?って思った方が多いかもしれませんね。はい。説明いたします。この絵本2度おいしい絵本なんですね。
と言うのも、子供は「おばけが怖いもの」ってことを知らないんです。
つまり、うさぎとかくまとかのキャラクターと何ら変わらない存在なんです。
このシーンが怖いシーンだと思ってしまうのは僕らが大人目線で見ているからなんです。
なら、子供はどういう風に感じてるか?
娘に初めて読み聞かせてした時は
初めてのおばけに興味津々
「これ何ー?」「一緒に、どこに行くのー?」
なんて先入観がないから
「おばけ」もお友達なんだよね。
おばけが怖いなんて勝手に決めてしまうのは勿体ない。あのページからおばけと少年の新しいストーリーが始まる!ワクワクするお話が始まる!娘の頭の中でそんな展開になってました。すごく貴重な時間。
多くの子供が、おばけが怖い存在って事を知る前に、この絵本と出会うことがあると思います。その時は、怖がらせるように読んだりしたら勿体ないですよー。
ただ、大人になるにつれて必ず「おばけ」の存在は怖いって概念が生まれちゃいます。そうしたら、今度はしつけ絵本としての役割を果たしてくれます。
うちの娘も今はもう、「おばけ」が怖い存在って学んでしまったのでがっくり。怖いことが分かると絵本を最後まで読めなくなった時期もありました。テレビかなー。どこから学んだんだろと思うけど、知識を吸収して大人になってるんだなーと感じます。
オススメ度
★★★★★
■せなけいことは
日本で活躍する絵本作家さん。
88歳で現役で絵本を今書かれてます。
独特な貼り絵の手法を使われて絵本を作られているので一目でせなけいこさんの作品は分かっちゃいますね。
代表作は
『ねないこだれだ』『いやだいやだの絵本』『あーん あーんの絵本』『おおきくなりたい』『ばけものつかい』『おばけのてんぷら』など
今回の『ねないこだれだ』に登場するおばけはせなけいこさんのトレードマークになっています。
■まとめ
短い間に、子供の「おばけの捉え方」が変わって子供の成長を感じることのできる絵本です。すごく素敵な絵本なので是非読んでください。絶対に最初は怖がらせながら読んじゃダメですよ。2度美味しいのが勿体なくなっちゃいますよ。
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