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音を手がかりに、聖地のあたらしい姿を発見する試み - 『音の巡礼 山の巡礼』

2020年から2021年への個人的引継ぎ事項として、お寺周辺の「あたらしい文化づくり」にトライしていきたいと考えています。
昨年は、お経にフォーカスした「音の巡礼」というプロジェクトをはじめましたが、今度は「音」を頼りに宗教的聖地をめぐるオンライン連続講座『音の巡礼 山の巡礼』を企画しました!

昨年の秋、身延山で自分なりに「音の巡礼」をしてみたところ、とても充実した旅になりました。

自然の中で耳をすませばいろんな生き物や風や水の音が聴こえ、祈りの声も届いてきます。
また、宿坊の住職さんとの対話から、長らく続いてきた身延山のエコシステムに思いを馳せ、この山に人々の営みがあることのかけがえのなさに感動を覚えました。

それは身延山だけでなく、日本各地にある本山や霊場など聖地とよばれる場所すべてに言えること。
自分が都市で落ち着きなく過ごしている間も、各地の「お山」ではこの空気・時間が流れているとわかったことが、なんだか大きな安心につながったような気がします。

今回『Samgha JAPAN』誌のサンガさんから松本紹圭師に一般向け講座の講師としてのお声がかかり「頭で理解するものではなく、”体で感じる仏教” みたいな企画にしたいね」という着想から「音を手がかりに、聖地のあたらしい姿を発見する試み」として、この講座が生まれました。

身延山に造詣の深いお二人のお坊さんをお迎えして、現地の環境音や読経の音を聴きながら対話をしていきます。
“感じる仏教”シリーズなので、事前知識は全くいりません。「身延の朝の音がたまらないんですよ〜」とか「この食堂のカツ丼の味が忘れられない...」とか(笑)、自由な対話と音を通じてお山の空気を存分に味わいましょう!
そして、世の状況が許せばいつか実際にお参りしたいですね。

▼ 詳細・ご予約はこちらから(割引クーポンもあります)


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