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元プロミュージシャンのおじさんのアーティスト活動復活日記(1回目)
どうも、元プロミュージシャンで、紆余曲折あり、還暦目前でアーティストとしての活動を復活したTAKEO SUZUKIという者です。
なぜnoteでこの日記を書こうと思ったかといいますと、似たような境遇の人とコミュニケーションとれたら楽しいだろうなと感じたからです。音楽活動している人の参考にはならないと思うのですが、音楽関係のちょっとした読み物として楽しんでもらえたら嬉しいです。ただし、プライベートな事も書いていくので、一部の記事は有料とさせて頂きます(とはいえ1記事ジュース一本分ぐらいですが)。
この記事では、自己紹介も含んだ現在の活動内容の説明がメインですが、今後はバイトをしながらの日々の活動内容、考えていることなどを記事にしていく予定ですので、気になった方は購読を継続してもらえると、とっても嬉しいです。(今回はバイトのお話多めです)
さて、僕の辿ってきた過去をザッとリストにするとこんな感じ。
・海外デビューの経験もある元プロミュージシャン〜引退
・レコーディングエンジニアからグラフィックデザイン会社に転職
・デザイン会社リストラ〜親の伝手で医療業界に転職
・超ブラックな医療業界の仕事と親の介護で鬱病に〜ニート生活
・バイトをしながら音楽活動を復活
自己紹介
自己紹介
改めて自己紹介をしますと・・・
僕の最初のキャリアはBGM制作からでした。KISSでロックに目覚めたロックギター小僧だった少年がYMOで打ち込みにハマり、ギターをシンセに持ち替えて自宅録音に夢中になってたら、気がついたらフリーでBGM制作の道へ。企業のビデオやゲーム、たまにテレビCMのBGMなどを制作してました。
同時にバンド活動もしてて、横浜にあったクラブ24というライブハウスをベースに、関東圏のライブハウス、クラブなどで活動。いろんな形態のバンドを組んでは解散を繰り返した後、O.M.U.というジャズとクラブミュージックを融合させたユニットにトラックメイカー&DJとして誘われ、日本コロムビアから念願だったCDデビューを果たしました。
しかし、国内でのCDの売り上げは3〜4000枚程度。厳しい現実を目の当たりにし、意気消沈していたところにドイツの99recordsというレーベルのオファーを受け、なんと世界デビューすることに。
CDは全世界で2万枚ぐらいリリースし、スイスの大規模なジャズ・フェスティバル”JAZZ NOT JAZZ”というイベントに招待され、ライブとDJをプレイし一定の評価を得たのですが、この頃の僕は、音楽を作るという事に対して貪欲でエゴの塊ような人間だったので、次第にメンバーとの人間関係がうまくいかなくなり、脱退しました。
脱退後、個人で活動はしていたのですがなぜかスランプに陥り満足のいくものが作れなくなり、生活のためにBGM作家やレコーディング& MIXエンジニアとして活動。しかし日本の音楽業界との温度差に疲れ音楽業界での活動を休止。同時に音楽も趣味程度にしか作らないようになってました。
そして、業界からはキッパリ足を洗い、当時夢中になっていたWeb制作の世界へ(インターネットが一般的になる前から趣味でサイトを作ったりしてました)。
運よくとある広告制作代理店に就職し、Web制作部門の管理職に就いて順風満帆かと思いきや、連日の夜中の自腹でのタクシー帰りによる精神的肉体的な疲労の蓄積・・・もう辞めようかなと思っていた矢先に、広告業界を襲った日本の大不況の煽りでリストラ(この時、正直辞めれて良かったと思いました)。
その後、なんとか親の伝手で医療業界に再就職して、ここで事務部署の管理職を任されたのですが、超ブラック体質&親の介護が重なり鬱病になってしまい、結果退職して再度無職に。その後しばらく引きこもり生活をしてました(この時期は地獄でしたね・・・)。
その時、自分はやりたい事だけをやろうと決心するも、鬱病のせいか10年間ほど迷走しまくり、なんとか回復した頃に、やっとフリーでBGM制作やMIXエンジニアとして再起。でも、それは自分が本当にやりたかった事ではなく生活のため。色々と悶々とする中、やはり自分は思うがままに自由に音楽を作っていく事が好きなんだと認識を改め、クライアントワークは辞めアーティスト活動に集中する事に。
今は近所でバイトをしながら制作活動に勤しんでいます。
音楽活動とバイトの日々
現在の制作活動
現在、どういった活動をしているかというと、
・アンビエント音楽と仏教というテーマで「Ambient Buddhismシリーズ」のアルバムのリリース
・実験的なテクノ(Experimental Techno、エレクトロニカ、IDM)のリリース(気が向いた時に活動)
・Roger8という変名でAmbient Technoのトラックを制作しアルバムのリリース
・PSYCHELIDECという変名でPsychill musicのアルバムをリリース(現在活動休止中)
・SUZUKI8という変名でDark Technoのトラックのリリース(気が向いた時に活動)
・PRINCIPALという変名で実験的なブレイクスのトラックのリリース(同じく気が向いた時に活動)
・その他、カメラを使った抽象アート作家としてたまにネット上で作品を発表
アルバムのリリースには音楽サブスクサービスは利用せず、bandcampというサービスを利用しています。
なぜかというと、僕のような超マイナーな個人アーティストは音楽サブスクでは、ほぼ収益化は無理だからです。その点、bandcampというサービスはアーティストが自由にアルバムの値段を設定できるので、収益化しやすいという利点があったからで、実際bandcampでは10万円以上の売り上げが出ています。
bandcampで収益化できた原因はYouTubeチャンネルでの宣伝効果によるもので、YouTubeの方でも広告収益が出ています。
収益化できるようになったのは、つい最近でして、2024年の2月からだから、まだ2ヶ月ちょいぐらい。
この2ヶ月間で大体26万円ほどの収益が出ており、自分でもびっくりしている状況ですw
ただし、それだけで生活できる訳でなく、現在は近所でバイトをしながら制作活動をしてます。
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