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心の安穏について考える期間
お彼岸が始まりました。仏道の修行期間ということで良いことをどんどんして行こうと考えました。
さて良い事の一つに布施という項目があります。
その中にも3つあり、物やお金を与える財施、法を説いたり、お経をあげる法施、人々の心から恐れる気持ちを無くす無畏施の3つです。
修行の功徳としては、無畏施が一番高く、財施が一番低いと言われています。
人の心から恐れる気持ちを無くす施しとは何でしょうか?
人が心に恐れを抱いている時は、「〜されたらどうしよう。〜なったらどうしよう」という不安から起こるものです。
不安はどうすれば解消されるのか。究極はその人の覚悟だけだと思います。覚悟を決めて自分の使命や役割を果たすとなれば、恐れるものは何も無いという状態になるのではないでしょうか?
もう一つは、常に喜びや安穏で心が満たされている状態であれば、不安なことなんかは入る余地がありません。どんな状況においても、安穏であるというのであればそれもまた素晴らしいことです。
そういうことで私が考えた無畏施は、栗拾いです。
栗を拾って収穫の喜びを分かち合う。その時は不安なことや恐れる気持ちは無いでしょう。そんな小さな喜びの繰り返しが人の心を豊かにすると思っています。
皆様も心の安穏について、このお彼岸で考えてみては如何でしょう?
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