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とても奇妙な型をした海の生物ヘリコプリオン

ヘリコプリオンは石炭紀から三畳紀にかけて世界中の海に生息していたとされる実在した生き物です。
今回はそんなヘリコプリオンについての情報をお伝えしていきたいと思います。


ヘリコプリオンはサメやエイに似たギンザメの仲間です。
軟骨魚類に分類され、その大きさは最大4mにまで成長しました。


この生き物の特徴的な部分は、なんと言っても渦巻状に生えた下顎の歯です。
上顎には歯が無く、下顎の歯で獲物を切断するような食べ方をしていたと考えられています。

この特徴的な下顎は、個体が成長するにつれて新しい歯が次々に外側に生えていった事で形作られました。
ですが、その理由については未だ謎のままです。

ヘリコプリオンは主にアンモナイトなどの頭足類を主食としており、渦巻状の下顎はぬめりけのある頭足類を捕獲するのに役立ったのではとも考えられています。

このようにとても奇妙な形をしたヘリコプリオンですが、約6000万年もの長い期間生息していました。ですが、同じ頭足類を主食とする魚竜が登場すると、獲物を奪われたヘリコプリオンはあっという間に姿を消してしまったのです。


デザイン・創作に使えるポイントやキーワード
・円盤状の下顎
・ギンザメに似た姿


こうした情報を踏まえ、創作などに取り入れてみるのも面白いかも知れません。

このように本アカウントでは、キャラクターデザインや創作活動に活かせる情報を発信しています。
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