本を読む事とイラストを描く事が好きです。 イラスト制作やキャラクターデザイン、ライトノ…

本を読む事とイラストを描く事が好きです。 イラスト制作やキャラクターデザイン、ライトノベルなどの創作活動に活かせる情報を発信していきたいと思います。

マガジン

  • 生き物・幻獣

最近の記事

生きた化石 シーラカンス

シーラカンスは古生代の石炭紀に広く世界の水域に栄え、中生代の白亜紀末に滅びたと考えられていた生き物です。 今回は、そんなシーラカンスに関しての情報を発信して行きたいと思います。 シーラカンスは長い間、完全に絶滅してしまった古代の生き物とされてきました。 ですが、1938年南アフリカの川で偶然網にかかっている生きた個体が発見され、世界中を騒然とさせました。 現在シーラカンスとされている生き物は、正確にいうと「ラティメリア・メナドエンシス」と「ラティメリア・カルナムエ」という

    • アジアを股にかけた大妖怪 九尾の狐

      9本の尾を持つ中国神話にみられる伝説上の生き物、九尾の狐。 今回はこの九尾の狐についての情報をお伝えしていきたいと思います。 この生き物に関する記述の中に「山海経」での九尾狐があり、 山海経には、足が4本、尾が9本の狐が青丘国に住むという記述があります。 また「よく人を食う」という事も書かれており、これにより九尾の狐への悪いイメージが強まったのではと考えられています。 九尾の狐の悪いイメージに繋がるもので代表的なのが、紂王の妃「妲己」です。 妲己を妖狐として描いた「封神演

      • 恐ろしい鉤爪を持つ小型恐竜 ディノニクス

        ディノニクスは白亜紀前期に生息していた小型の肉食恐竜です。 今回はそのディノニクスについての情報を発信していきたいと思います。 ディノニクスは、体長2.5m〜4m、体重約100kg前後。 体は羽毛で覆われており、しなやかな尾と大きなかぎづめを持っていました。 このかぎづめ(シックルクロウ)は後ろ足の指から生えており、とても鋭く鎌のような形をしていました。 これは、主に狩りや外敵との戦闘で使用されていたと考えられており、走る際などは爪がすり減らないよう上向きに持ち上がってい

        • 小さな氷の妖精 ハダカカメガイ

          クリオネの名で知られるハダカカメガイ。 今回はこのハダカカメガイについての情報をお伝えしていきたいと思います。 流氷と共に現れること、そして小さく美しいその姿から「氷の妖精」とも呼ばれるハダカカメガイ。 通称のクリオネというのも、海の妖精である「クリオ」が元になっています。 この小さな妖精は無殻翼足類というグループに属し、貝の仲間でありながら貝殻を持ちません。 そのため、赤い内臓が透けて見えます。 主にミジンウキマイマイなどの有殻翼足類を捕まえて食べているのですが、その

        生きた化石 シーラカンス

        • アジアを股にかけた大妖怪 九尾の狐

        • 恐ろしい鉤爪を持つ小型恐竜 ディノニクス

        • 小さな氷の妖精 ハダカカメガイ

        マガジン

        • 生き物・幻獣
          7本

        記事

          炎を操るトカゲ サラマンダー

          火を司る精霊、サラマンダー。 今回はこのサラマンダーについての情報をお伝えしていきたいと思います。 サラマンダーは、炎の中に住み、炎を自由自在に消したり燃え上がらせたり出来るトカゲの姿をした精霊です。 精霊の存在は世界中で信じて来られましたが、その中でもサラマンダーは一際知名度の高い精霊だと言えます。 その知名度に最も影響を及ぼしたのは、中世の医者であり錬金術師でもあったパラケルススの「妖精の書」でした。 その中で、サラマンダーは四大精霊のひとつ、火を司る精霊とされてい

          炎を操るトカゲ サラマンダー

          とても奇妙な型をした海の生物ヘリコプリオン

          ヘリコプリオンは石炭紀から三畳紀にかけて世界中の海に生息していたとされる実在した生き物です。 今回はそんなヘリコプリオンについての情報をお伝えしていきたいと思います。 ヘリコプリオンはサメやエイに似たギンザメの仲間です。 軟骨魚類に分類され、その大きさは最大4mにまで成長しました。 この生き物の特徴的な部分は、なんと言っても渦巻状に生えた下顎の歯です。 上顎には歯が無く、下顎の歯で獲物を切断するような食べ方をしていたと考えられています。 この特徴的な下顎は、個体が成長す

          とても奇妙な型をした海の生物ヘリコプリオン

          美しき一角獣ユニコーン

          ユニコーンと言えばソーシャルゲームやファンタジー映画などではお馴染みの生き物です、ハリーポッターシリーズなど有名作品に登場する事も珍しくありません。今回はこのユニコーンに関する情報をお伝えしていきたいと思います。

 この生き物は額に1本の角を生やした美しい白馬の姿が一般的です。
 ですがもともとは、牡鹿の頭、馬の胴体、象の足、猪の尾、そして額には黒く螺旋状の角が生えた姿とされていました。 ユニコーンは古代より「月の象徴」とされていました。 その美しい見た目とは反して、力

          美しき一角獣ユニコーン