見出し画像

高校生が潰瘍性大腸炎になった話①

こんにちは!!🌼
今日は私が潰瘍性大腸炎になった話をします。

はじまりは高校1年の冬

発症した時のことは今でも覚えています。
2月の、バレンタインデーのすぐあとでした。

友達からチョコをもらって、それを食べたり、あとはコメダ珈琲のハートのシロノワールを食べたりと、バレンタインを満喫していました。
(その後しばらくチョコレートを食べれなくなります、、、

ある日すっごくお腹が痛くて、1日学校でぐったりしていました。

友達にお腹痛いっていうと、生理痛の薬をくれたり、ブランケットを貸してくれたり、優しくしてくれました。
チョコをくれた友達は、自分があげたものが当たったんじゃないかと心配してました。
そのチョコはまだとっておいてたので、それは違うと言ったら、安心していました。

今思うと、この日が学校に行った最後の日でした。お別れとか、しておけば良かったと思います。でも、しょうがありません。

その痛みは、わりとひどい下痢のときの「あ、やばい。」ってなってトイレに急ぐときの痛みが1時間に一回ぐらいの頻度で定期的にくる感じです。
普段は我慢しがちな私ですが、その日は家に帰ってからお母さんに「明日学校休むね(宣言)」といいました。

次の日学校を休んだのですが、お腹の痛みがおさまることはなく、悪化していきました。

さっきの説明のような痛みがつづき、下痢もたくさんするようになりました。

トイレに行って痛みが収まっても1時間ぐらいするとまた同じような痛みが襲い、下痢の回数は1日に20回を超えました

初めて病院に

私の友達がコロナに感染していたこともあり、コロナなんじゃないかといわれ、お母さんに内科に連れて行ってもらいました。
pcr検査は陰性でしたが、下痢が多いということで整腸薬をふたつもらいました。
その薬は今も飲んでいる、ミヤBMとラックビーです。

コロナじゃないと分かっても、安心ということはありませんでした。
じゃあ何なんだ!!ってはなしです。

その時は期末テストのテスト期間で、勉強もしなきゃ、テストまでに治さなきゃ、そんな気持ちに焦りとストレスを大きく感じていて、トイレに行くたび不安から大泣きしていました。(ストレスは、潰瘍性大腸炎の原因のひとつではないかと言われています)

もちろん、とても勉強ができるような状態ではありませんでした。結局テストも欠席し、これからどうなるんだという不安はますます高まりました。

つらかった浣腸

日に日に弱っていった私を、元看護師のおばあちゃんが心配して、浣腸をしようと提案してくれました。

下痢なのに浣腸??と思いますよね。

じつは、私はその当時、これは便秘だ!と思っていました。(えっ)なぜかというと、1時間おきに便意を催す感覚から、
なかなか出ない大きな便があって、それが出口付近にあるから、頻繁にトイレに行きたくなるんだろう
と思っていたからです。
(この感覚をお医者さんたちに話すといつも、「そんなに下痢してるのに便秘?!エッ?!」と困っているようでした。笑)

なので私は、その便さえ出てくれば、全部治ると信じていました。でも、何回トイレに行きたくなっても、でるのは下痢ばかり。すっきりなんていつもできませんでした。

おばあちゃんが浣腸を提案してくれて、怖いと思ったけど、最後の手段だと思って、やると言いました。内心めっちゃビビってました。(私はまれに見るビビりです、当時の私がんばった👏🏻)

浣腸は液を入れてから2、3分我慢するのですが、その時間が本当にきつかったです。
もうやりたくないです!!
最後の望みの浣腸でしたが、2回やっても結局下痢しか出てきてくれませんでした。

浣腸が終わったあと、わたしは、げっそりして、痛くて、不安で、もう限界でした

おばあちゃんは私に、総合病院の救急外来に行こうと言いました。外来に行ったらまた浣腸させられるかもしれない、もっときつい検査されるのかもしれない、そう思うと涙が止まりませんでした。

怖いからいきたくない。でも、ずっとこのまま苦しいままは耐えられない。
その時、おばあちゃんが手を握ってくれていました。わたしは行くといいました。

よるの外来

外来にいくと、診察をしてもらえました。
さっきのおかしな感覚を話すと、困っていました。診察の結果、胃腸炎だと言われました。名前がついて安心しました。
点滴をしてから、家に帰りました。

外来の待ち時間に、LINEにお姉ちゃんが送ってくれた、ツイステのリドル(わたしが好きな人です)が「がんばって」と言ってる写真をみて、泣き止んでいたのにまた泣きました。すごく嬉しかった思い出です。

その当時、夜も腹痛で起きてトイレに行っていたので、外来でもらった痛み止めを寝る直前にのんで夜起きるのを防ごうとしました。気持ち減った気がしますが、やっぱり起きました。


はじめての内視鏡

やはり症状がおさまらない私は、おばあちゃんにまた違う病院に連れて行ってもらいました。こんどは小さなところですが、消化器の病院でした。

病院の待ち時間ですら、トイレに行きたくなって、普通にまってはいられなくなっていました。

私が診察であの感覚を話すと、先生はやはり困惑していました。またわかって貰えない、と思いましたが、1日に20回以上下痢をすると言うと、先生は「それはおかしい、重大な症状だ」と言い、大腸検査をすることになりました。

内視鏡はしたことがありませんでしたが、痛みでもう麻痺していたので、もうビビる心はありませんでした

下剤なしの検査でした。内視鏡は、つらいものでした。ボコボコと大腸に空気が入ってくるのが気持ち悪いし、壁にあたるとすっごく痛かったです。苦しくて、泣いてしまうと、止めようと言ってくれて、最後までできませんでした。

そこのお医者さんは、総合病院(外来に行ったところ)の消化器内科の先生に紹介状を書いてくれました。
私は内視鏡で正直ぐったりでしたが、午後はその総合病院の外来に、また行くことになりました。
でも、治すためなら行こうとがんばりました。

今日はこの辺でおわります。

当時を思い出しながら書いているので、淡々とした文章で読みづらいと思いますが、読んでいただきありがとうございます。

次回、はじめての入院編!つづく。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?