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恋求む乙女よ、寝るのが手っ取り早いのだ

最近常々思うのだ。


「好きな人って何なのか。」


ただの拗らせ女子と思える発言をしてしまっていることにそろそろ厭きてくる。
大学生になり制服を着なくなり木の机と椅子ではなくなった生活。
輝かしいと言わんばかりの10代が終わり20となる今年。
彼氏がいるわけでもないのに好きな人が欲しいという話を飛躍して結婚の話題が友達との会話でよく出没するようになった。
その時に、「好きな人って何なんだよ。」と私は思うのだ。

全く異性との関係がないのかと言えば嘘になる。
私だってまだピチピチの大学生。
異性と連絡したりご飯行ったりすることがあっても何ら不思議ではない。
それでも時折考えてしまうのだ。
「この人は、好きだったあの人を超えられるのだろうか。」
「この人を好きだったあの人よりも好きになれるだろうか。」

私の初恋は、初恋のままで終わっている。
初恋を終わらせる恋が来てないまま今に至っているからだ。
厄介なのが、その初恋がかなりの大恋愛だったということだ。
今までで一人しか好きになったことがないから比較対象がないじゃないかというツッコミはしないでいただきたい…。

"過去は美化される"とよく話に聞く。
この心理的な現象によって、今の私の中ではあの過去が美化されているのかもしれない。
でもいつだって過去は忘れられない。
忘れたくない。
それじゃあ前に進めない。
進む必要はあるのか?
もちろん彼氏が欲しいという願望はある。
自分が変わらなければ周りの環境も変わらないしこれから起こる未来も変わらないのは紛れもなく事実。

理想が高すぎると言われても抵抗はしない。
きっとその節も確実にあるから。
今や自分の好きなタイプすら思いつかないし答えられないほどに拗らせてしまった。
寒い冬の朝に目覚ましが鳴っても「起きたくないよ。」と布団の中でくるまってお母さんを困らせるように拗らせている。

恋愛ドラマや映画、youtubeを見ても何も参考にならないことは分かりきっている。
人為的な創作はきっと現実世界で起きる確率として低いと思っているから。
分析はあくまでも一般論。
一般論が通じない風変わりな面白い方も俗にいらっしゃるからね、素敵だ。

じゃあもう今本当に"好きだ"と思える人に出会えるまで行動し続ける努力をするしかないのだと周りの友達を見て強く感じる。
論理的に考える"好き"は難しいけど直感的に感じる"好き"は圧倒的に簡単なのかもしれない。
答えが見えそうで見えなくなったきた。
序盤で書いたあの疑問は恋を求む者たちの中では禁忌ワードと思えてきた。
考えてもよくわからないから一先ず眠るとしよう。
おやすみ。


と好きな人が隣で…言ってくれたら…zzz

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