見出し画像

DX人材に必要なソフトスキル・積極的傾聴編


DXに1番必要なのは
デジタル技術よりもマインド
ソフトスキルが重要だ


ソフトスキルとは

ソフトスキルとは、仕事をこなすうえでベースとなるスキルのことです。具体的にはコミュニケーションスキルや協調性、論理的思考力、創造性などが該当します。

https://schoo.jp/biz/column/1508

傾聴力


傾聴は難しい
本当に難しい

何年も何年も修行して
ようやく出来るか否かのレベルだ

大抵の人は傾聴なんかできない
話を聞いてる途中
ついついアドバイスをしたくなる
解決策を提案したくなる

自分の中では100パーセントちゃんと相手の話を聞いたつもりでも
相手は自分の中から言葉をひねり出し紡ぎ出しているのだから
全て話しきったかどうかなんて分からない
だからきっと、口を挟んでしまうだろう

傾聴とは何か


報・連・相の技術がみるみる上達する!


によると

①共感的理解
②受容
③誠実

だそうだ

共感的理解と受容


評価せず、批判せず、許容して話を聞く
ビジネスのシーンにおいて
それをきちんとするのは難しい

もし部下が社内規則としても
いやもっと言えば法的にもアウトな事をしていたとして
あなたは許容的で批判せずにいられるだろうか
ここは引いてはならない
しっかりと対処しなければいけない

ではこれが
社則にも法律にも違反はしないけれども
自分の倫理観としてアウトなことを
部下がやらかしてたらどうだろうか?

許容し批判せず受容できるのか


自分の倫理観に照らし合わせて
相手がアウトなことをしていた場合
それを許容するのは吾輩は難しい
きっと許せない
きっと批判してしまうと思う

だが、そうした後にどうなるだろうか

その批判内容に心を打たれて
相手は改心するかもしれない
ハッと目が覚めて、心持ち新たに
シャッキリと仕事をしてくれるかもしれない

批判の先にある戦争


だがしかし、
吾輩の言ってることがいくら倫理的に正しかったとして
世の中の99パーセントの人が賛同してくれるようなことだったとしても

相手は逆ギレするかもしれない

吾輩だって誰かに何かを批判された時
いかにそれが的を得た正しい内容だとしても
お前にそんなこと言われたくないとか
言い方が気に食わないとかで
めちゃくちゃ逆ギレする

常に心に留めておかなければならないのは
正論で人を追い詰めてはならない

逆ギレした人間がどんな行動をとるかは予測がつかない
やがて戦争になるかもしれない

仕事が1人で完結せず
社内外の人の協力の元できず
自分の中にこれだけはやり遂げたいという志があるのならば
関係各位に協力を仰がねばならない
そこに好きも嫌いもさし挟んではならない

今働いてる職場があなたの経営している会社ではなく雇われている立場なら

今1度思い出して欲しい
あなたは何のために雇われているのか

何らかの会社の目的を叶えるためにある
その目的はなんだろう
非営利団体でないなら
その目的は概ね利益を上げることだ

ならば、その利益を上げるために
必要なことは社内戦争なのだろうか

あえて、戦争の火種を焚きつける必要があるときはある。
議論を巻き起こし
大きな改革を成し遂げなければならない時もあるけれど、これはかなり諸刃の剣なので
もう背水の陣だなと思う時ぐらいにしか
オススメしない

傾聴


共感し批判せず許容し受容する

これは
ラジカル・アクセプタンス
他人に対してするのである

「ラジカル・アクセプタンス」とは心理学用語で、自分のコントロール下ではないことを良い/悪いの評価なしに「起きたこと」とアクセプト(受容)して前に進むこと

https://gendai.media/articles/-/92336?page=3

傾聴は、
相手に巻き起こった事象、その時と感情、考えをジャッジすることなく
その時に起きたこと、
現在進行形で起きていることを
ただ受容するのだ

これはめちゃくちゃ難しい

全くの無言や無表情で聴くのは傾聴にはならない
相手の話ぶりや表情や身振り手振りから伝えてくる話に全身を傾ける

自分の価値観とはまったく異なる理論を展開してきて
一ミリも共感できないかもしれない

それでも相手の背景に心を寄せる
想像し共感を示す

そして最大に難しいのは
決して相手の状態に引っ張られてはならない

傾聴し受容するが引きずられない


傾聴する時、その内容は酷く重苦しく
とてもナイーブな内容かもしれない

強烈な内容であれば
自分も闇に引きずられるかもしれない

でも絶対に闇に落ちてはいけない
共感力が高いと
その境界を超えて相手と一体となり
相手の感情を追体験するように
嵐に巻き込まれる

それはいけない

境界を持つ


いくら傾聴しようとも
相手は自分と違う他人なのだと
強く認識しよう

そうしたら
真の意味で憎き隣人をも愛せるようになる

相手の話は
話してる今この瞬間だけ
その人にとっての事実なだけだ

その事実を受容しただけで
同意したのとも違う

傾聴した上で要望をまとめて解決へ導く

ビジネスにおける要望の背景は
深い悲しみや怒りに満ちてたりする
ポジティブな理由だけで課題が立てられて
解決していくわけではない

だから要件定義も要求定義も
短いヒアリングの中で
想像力を働かせて
その背景にある思いに身を寄せて
傾聴し、受容した上で
はじめて解決策を示すのだ

そんな面倒な事はしてられない
と思う人もいるだろう

めちゃくちゃ分かる
もうめんどくさい
てゆーか、要件定義したくない
めんどくさすぎる
誰かに変わって欲しい

しかし、これだけAIが発展してしまった以上
IT人材としてバリューを出すのに
上流工程に噛まないのは
結構難しいと思う

だから嫌でも傾聴力を鍛える必要がある

報連相をやり直そう


どこの業界だろうとおそらく
報連相をちゃんとしましょうと話は出るだろう

とはいえ、どんなベテランも凄腕も
うっかり報連相を忘れたり
なってなかったりすると思う
吾輩だってしょっちゅうやらかす

でも、時々振り返ったほうがいい

報連相とは何か

報連相の手前にあるのは
他人の話を聴く力だ

傾聴をしよう

あなたにやり遂げたい志があるのなら

参考書籍一覧

報・連・相の技術がみるみる上達する!

佐久間宣行のずるい仕事術

Deep Skill ディープ・スキル 人と組織を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」

愛するということ

関連記事一覧

この記事が参加している募集

#ビジネス書が好き

4,043件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?