見出し画像

褒め言葉のバリエーション

感謝された後に、褒め言葉を言われると嬉しいものです。

「ありがとう!気が利くねぇ」

私も言われたら嬉しいです。
ちなみに、今日言われたから書いてみました。

「気が利く」とは、細かいところに気付くことを言います。
この「気が利く」と言う言葉は、汎用性が高いのではないかと考えたのです。

その場を盛り上げたり、さり気なく問題を指摘したり、言われなかったことも対応したり。
そんな形で、「気が利く」ことをすると、相手から「気が利くねぇ」の言葉を受けることになるのでしょう。

そして、感謝の気持ちと褒める言葉を同時に伝える形で
「ありがとう、気が利くねぇ」と言う形で使うようになります。

ところが、「気が利く」と言う言葉は汎用性が高く、いわば万能調味料のような言葉に私は思うのです。
このため、言葉に変化が出ない問題にそのうち遭遇します。

褒めるのも大切ですが、同じ言葉で褒め続けると、段々相手にも響かなくなってきます。
相手からすると「この人また同じこと言ってる」みたいな形になってしまうものです。
なので、たまには別の言葉で褒めるようにしてみると、言葉を受け取る側の印象も少し変わってきます。

例えば、細かいところまで見えている場合は「目配りが利くね」
忙しい時に助けてくれたら「助太刀してくれて助かった」
周りの人に気遣いが出来たら「心配りが出来て素敵ですね」
優しさに触れたら「とても優しい方ですね」

こういった形で、少しピンポイントな出来事に対して「気が利くねぇ」の言葉を使うのではなく、より具体的な言葉を変えてみると良いでしょう。

大切なのは、相手の心に響く言葉で褒めること。

ストレートな言葉が響く相手には、シンプルに伝えれば良いですが、もし相手にあまり響いていないように思う時は、少し褒める言葉を変えてみましょう。

実は語彙力って、こうした形で少しいつもと違う言葉を使ってみることで増えていくものです。
そして、語彙力が増えると、表現力もつく形になります。

相手に思いやりの心を持って接していくこと。
相手から気遣いを受けたら、感謝と褒め言葉で返すこと。

この二つを繰り返すことで、より深い信頼関係が得られるのではないか。
気が利くねぇの言葉を受け止めながら、改めて考えた一日となりました。


(おまけ)
以前、同じような内容で、表現力を増やす話を書いてます。
これは口癖からの視点からの話になりますが、アクセス数が4桁超えてるので、それなりに読まれています。
お時間のある方は、ご参考までにどうぞ。


最後まで読んで下さり、ありがとうございます! スキやフォロー、サポートをして下さると嬉しいです。 毎日更新の励みになります!