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鯖読み(さばよみ、サバよみ)

鯖読みと言うのは、年齢や身体、主に身長や体重をごまかすことを言うのはご存じの通りで、男性なら身長、女性なら体重をごまかすことが多くあります。

私の場合は、身長はそこそこ高い方なので、ごまかしたいと言う気にはなりませんが、バスケットボールをやっていた時には190cmぐらい欲しかったなと思ったことは何度もあります。

特に、外国人とマッチアップした時に感じた体格差は、何ともしがたいものがありました。自然の体格で圧倒されてしまうのですから、正面から戦いに挑んでも全然通用しないんですよね。

体格で通用しない分は技術でカバーしようとするのですが、通用する部分はあっても、やはり体格差で何度も跳ね返されてしまいます。これはバスケットボールを経験した方なら、わかる感覚だと思います。

体重について私の話をすると、ご存知の方もいらっしゃると思うのですが。とても華奢な身体なのです。体重が、なかなか増えない。
よく食事をTwitterで報告していて、「よく食べるね」と言われたりするのですが、本当に太らないんですよね。
女性からしたらかなり羨ましがられるのですが、私としては実は悩みの種だったりします。

これまでも何度か体重を増やす試みをしたんですけど、ある体重に到達すると途端に体調を崩すので、きっとこれ以上は増えないのだと私自身考えるようになり、無理をしないようになりました。

それはさておき、鯖読みをして、相手に自分のことを良く見せるやり方をする方もいると思いますが、鯖読みを続けることで自分の心を苦しめることになれば、本末転倒です。

若く見られたい、格好良く見られたい、金持ちに思われたい。
相手に対して印象を良く見せたい気持ちもわかりますが、鯖が早く腐ってしまうように、良く見せた「サバ」にも賞味期限があります。

その昔、とある男性が「気になる女性が居るので占って欲しい」と私の所に相談に来られたことがあります。
その方、自分の髪の毛のことを気にされていて、普段からよく帽子を被っている話をされました。
彼女に対して、髪の毛を気にしていることをうまく言えなかったのですが、私は占いをしながら、素直に言ってみるように伝えました。

その後、男性は彼女にそのことを正直に話したところ、相手の女性は「気にしていないよ」と言って貰って、すごく嬉しかったそうです。
それがきっかけで、その男性は「自信を持つことが出来た」と言って、とても喜んでくださいました。
そして、「身体のことで鯖を読もうとか考えたりしてたけど、もうやめる」と言ったのがとても印象的でした。

鯖を読んで、苦しんでる方もいらっしゃると思います。
そうならないうちに、正直なことを早く、きちんと言うべきです。

鯖を読むより、最初から正直に伝えることを心掛けることが、自分の心を苦しめる事にはならないですからね。

正直に、いきましょうね。

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