自分を卑下しないようにする

卑下（ひげ）とは、自分を必要以上に劣った形で魅せることを言います。

実際に私も、自分を卑下して人とお付き合いをしている時期がありました。

結果的には、相手に疎ましく思われて、その人との付き合いがうまく行きませんでした。

卑下してしまう原因は、いくつかあります。
家庭環境でずっと否定されて育ってきたことや、自分が失敗したときの予防線を貼るためだったり、実は褒めて欲しかったり。
このように、いくつかあります。

ただ、こうした結果、相手の印象はマイナスとして働きやすくなってしまいます。

なぜこうなるのかと言うと、相手も余計に気を使ってしまうからです。
自分が気遣いをしているつもりが、相手の負担になってしまう。
そう考えると、自分がわざわざ卑下した態度を示したのに、何故その人の負担になるのか、そう思う方もいらっしゃると思いますが、現実はこうなっているのです。

人間関係、ストレスなくお付き合いしたいものですが、卑下することでお互いの関係が堅苦しい形となってしまうのです。

では、自分を卑下しないようにするにはどうしたら良いか？

方法としては、自分から考えを変えてみる方法と、他人に持ち上げて貰う方法があります。

ただ、他人にお願いすることは出来そうにないので、自分で対策をするのが現実的な対応になると思います。

対策としていくつかありますが、不安な時にこのように心掛けてみて下さい。

「きっと大丈夫」、「きっとうまくいく」

このような形で、自分の言葉をプラスに、肯定的な言葉に変えて考える習慣をつけるのです。

そうすることで、自分の潜在意識も少しずつ前向きに変えて行けるようになります。

一度イメージしてみてください。
友人や会社の同僚から、後ろ向きな言葉と、前向きな言葉を掛けられた場合、どちらが気分が良いでしょうか？

自分のことをわざわざ下げずに、ありのまま接することが、お互いの関係をスムーズに運ぶこともできる。
そのように考えるようにしてみましょう。