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人を楽しませるのと躍らせるのとは違う

はじめに、7月の東京駅での占い。
おかげさまでいくつか予約を頂き、本当に感謝しています。
まだ空き枠はありますので、よろしければ遊びに来て下さると嬉しいです。

さて、本題。
今回は久しぶりに、私の占いの師匠との話を書いてみます。
このシリーズが好きな方、お待たせをいたしました。

最近はあまり師匠とのお話をこちらに出していませんでしたが、理由は単純。書けるネタがなかったからです。

と言うのも、私と師匠とはたまにがっつり会話して、しばらくは疎遠。
みたいな形なので、間が空くと長いのです。

そして、書けないネタもたくさんありますので、どうしても小出しにする形になります。

お互いの生活もありますし、それぞれで楽しむのが人生ですから、これこそ「つかず離れず」なのかも知れません。

そんなこんなで前置きが長くなりましたが、今回も占いの師匠との会話をお楽しみください。

お師匠「前から思ってたことやねんけど・・・」

たろ「ためのあるパターンは、何かありますね?」

お師匠「そう言えばあんたって、昔から教祖様タイプやん」

たろ「また突然何を言うんですか?」

お師匠「普段からあかん人やけど、占いになったらたまにええ事言うやん。そういう人は宗教家に向いとる」

たろ「相変わらず根拠もなく無茶苦茶なこと言いますねぇ・・・」

お師匠「例えばやけど、あんたの恋愛観は常人では理解できひんさかい」

たろ「確かに。ただねぇ、その話は表にあまり出さないんですよ。占いの時に話す引出しにしか使わないようにしてますよ」

お師匠「あんたが表に出しにくい話を振ってみたわ」

たろ「私が書くことをイメージしてますね。さすが師匠」

お師匠「今後もあんたがネタにしにくい話を振るようにするわ」

たろ「師匠のファンが悲しみますよ」

お師匠「そんな人おらんやろ?気にしないでおくわ」

たろ「いつも通りって奴ですね。」

お師匠「ほんなら今日は別の話をするわ」

たろ「今日はどんなお話でしょう?」

お師匠「不特定の多くの相手に対して、同じ返しを求める人ってどんな人やと思う?」

たろ「イメージしたのはコンサート中のアーティストですね」

お師匠「それも当たりや。私はな、その人は宗教家やと思うねん」

たろ「え?どうしてですか?」

お師匠「同じ返しを求めるのは、自分を信じてついて来てくれ!と言うことやん?」

たろ「そう言われるとそうですね」

お師匠「それを相手に強制させるやん?」

たろ「信じるのを強制させる。信じろと言い切る。なるほど、宗教に思えてきました」 

お師匠「この話を冷静な第三者から見たら、どう見えるかわかるやろ?」

たろ「何してるんだこの人達、ってなりますね。」

お師匠「受け手としては楽しんでいるうちはええけど、それが悪用されたらどないなる?」

たろ「そう言われると、ちょっと怖くなってきました」

お師匠「信じさせようとするのは、仕事でも恋愛でも詐欺の場面でもあるやん。だから、人の話を冷静に聴くことは大事やで」

たろ「本当にそうですよね」

お師匠「話を鵜呑みにするのは怖いねん」

たろ「どんな人相手でも、話を丸のみするなと」

お師匠「せやで。話半分腹八分って言うやん?人の話は全部嘘とは言わんけど、冷静に観察すると相手が大袈裟に言うてる事って多いわな」

たろ「例えばですけど、よくTwitterやInstagramなんかで、コメント欄に受け取りますと書いてね!って言うやつありますけど、それも師匠に言わせたら宗教って事ですか?」

お師匠「そうなるわな。相手に根拠のない事を強制させて、自分は悦に浸ってるんよ。そんなもん私からしたらお見通しやで」

たろ「相変わらずキレッキレですね」

お師匠「その人ってな、来た人を楽しませるつもりかも知れんけど、傍から見たり別の角度から見たりすると、そんな見え方も出来るんよ」

たろ「物事を別の角度から見たら。その一例として面白いです」

お師匠「やっぱりな、人を楽しませるのと躍らせるのとは違うねん」

たろ「なかなか深いです」

お師匠「人を楽しませるのには、楽しませる方法はいっぱいあるわな。
でも、そのやり方を間違えたらあかんわな」

たろ「今の世の中、間違えたら炎上しますからね」

お師匠「私もあんたも炎上しやすいからな」

たろ「なんか私も勝手に巻き込まれてますやん」

お師匠「楽しませることってな、いっぱい考えるんはええけど、そこから何が起こるかについても少しは考えるべきやわ。特に相手の立場になったり、第三者から見たり。あれこれ周囲を考えることもたまには必要なんやで」

たろ「今日は為になることを言われるとは思いませんでした」

お師匠「ほんなら、あんたが納得したところで授業料貰おか?」

たろ「またそのパターンですか?今度お会いした時に渡しますよ」

お師匠「いくらくれるん?」

たろ「やらしいですわ、師匠。いつものコーヒーでお願いします」

お師匠「結局それかいな。神戸の方で頼むわ」

たろ「そのうち釣りがてら行きます」

お師匠「え?あんた釣りするんか?」

たろ「最近たまに行ってます(しまった、言ってなかった)」

お師匠「そんな暇あるなら勉強しなさい」

たろ「結局最後にダメだしされますやん」

お師匠「いつものことやん!あんたが本物になるまでは師匠や」

たろ「早く卒業したい・・・」

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
私と占いの師匠との話はこちらです。

実は先日、あの女優さんの不倫騒動の話に触発されたのか、師匠は私に対してとんでもない哲学的な発言をしてからドロンと雲隠れしております。
(あれから返事はありましたけど、素っ気なくてまとめるのに苦慮してます)

この話がまとまりましたら、改めて書いてみることにします。

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