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恋愛相談を受けるスタンス

今日もお仕事をしていたので、Peingの質問箱から回答することにします。

■質問
恋愛の相談って、どう聞いてあげたら相手の為になりますかね?

■回答
今回取り上げたのは、「友人の立場」と「占い師の立場」の話をしたくなったからです。

「友人の立場」としては、まずはとにかく話を聴いてあげるのが大切です。
自分の意見は後回しで。

「何かアドバイスしなきゃ」って考える方は多いと思います。
でも、自分の知識がなくてアドバイスが出て来ない場合もありますし、聞いた情報から判断するしかない訳です。
だから、アドバイスをしたいと思うのであれば、まずは相手の話を聴くのが大切なのです。
次に、自分の頭の中で状況をイメージして、「私ならどうするか?」と言う仮説を立てて考えます。
そこで初めて、アドバイスが生まれるのではないかと思います。

「アドバイスしなきゃ、役に立たなきゃ」の気持ちは非常にわかりますが、答えることが出来ない話もあるので、まずは聴いてあげるスタンスを大切にしてみましょう。

じゃあ、どのように聴くのか?
聴いてあげる方法ですが、恋愛相談をされた場合には「あなたにはこう答えて欲しい」と言うのが、相談者の深層心理の中にあります。

例えば「話を聞いて欲しい」だったり、「自信がないから後押しして欲しい」、「考え方を知りたい」、「解決策を教えて」など、いくつかパターンがあるはずなのです。
ただ、「どのパターン?」と相手に聞いてしまうと「この人は失礼な奴だ」と思われ、友人関係にひびが入る可能性が高いので、話を聞きながら「どういう形で相談に来ているのか?」を確認するのがベストかなと思います。

あと一つ、友人の立場として聴く場合に大切なのは「その人の話を頭越しに否定しない」と言うことです。

例えばですけど、相手に彼氏や彼女が居た場合や、不倫の話の場合でも、「それはダメ」といきなり正論で、頭越しで言わないことも必要なのです。
「わかっちゃいるけどやめられない、禁断の恋」だからこそ、悩んでいる訳ですよ。

否定的な意見を言う場合は、相手もそれは理解した上での相談ですから、相手の話が一通り出てから伝えるようにしましょう。

「ちゃんと話を聴いてくれる」と言うことをすると、少しパワーを使います。それでも、あなたにも得られるものはたくさんあります。
相手からの信頼も高まるでしょうし、自分の中でも考え方が整理できるので、良い機会だと思いますよ。

ご参考になれば嬉しいです。

次に、占い師さんとしての立場の話をします。
noteを読んで下さる方は、きっとこちらを読みたい気がするので書きます。

占い師さん、と言うか私の場合は、相談内容のざっくりとした少ない情報から、カードを頼りに現状や解決策を掴んでいく形になります。
(私の場合、他にも方法があるのですが、それは言わないでおきます)

相談者へいくつか質問しているうちに、鍵となるカードとの結びつきが見えてきます。そのカードを重点的に読んでアドバイスをする形になります。

先程も話した「相談者のスタンス」は、ある程度掴むようにしていますが、ここは書きすぎると占いの技術的な部分になるので、書かないでおきます。(この技術的な部分は、いわゆるタロットの教科書には書かれてない内容ですので)

相談者のスタンスを読み取ることは、占い師さんとしてはとても重要な作業です。
これが読めないと、占った際にお伝えするメッセージが、相手に響かない形になりますので、私としては大切にしている部分です。

「占い師の立場」としては、きちんと質問者の話を聴いた上で、質問者の望むスタンスを踏まえて回答する形を変える。と言うのが回答になります。

ちなみに、私の得意ジャンルは「恋愛占い」です。
昔の日記でこんなこと書いてますが、まあ外さないですよ。

お酒を飲みながら占っている時に、飲み過ぎて「恋愛占いは外しませんよ!」と言ったのを北新地のマスターはずっと覚えていて、来る客、来る客に対して恋愛占いばかりさせられたこともあります。

なので、恋愛占いのご相談はお任せください。
来週の土日、秋葉原で対面占いしますのでお待ちしております。
(最後は宣伝になってしまいました。詳細は下のリンクです)

過去最大級の台風が近づいています。
霊感覚的に言うと、数十年に一度のレベルで危険な香りがします。
くれぐれも気をつけてお過ごしください。

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