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争いばかりの世の中で

どうして人は優越をつけたがるのだろう。
100メートルを走る速さだったり、会社の売上だったり。
とかく世の中、人と争うことが多い。

でも、争いのない社会もないし、争いのない人生はない。
必ずこの世界は、どこかで争いが起こるようになっている。

勝ったり負けたり、そんな事をしながら生きているこの世の中だ。

それをする事で、楽しむこともある。スポーツの世界がそうだ。

でも、人と人との小さな争いは、日常よくある。
疲れてしまうことだって多い。
自分が知らないうちに、相手を傷つけたりしてることだってある。

人って、他の誰かよりも上に立つことが正しいって考えるから。

人生って、勝った負けたを繰り返している。
勝ったことで、自分を高めることも出来る。
負けたことで、次に生かす事だってできる。

日常でも、人と比較することはよくある。
でも、人との戦いを挑むのではない。
結局は自分との戦いなのだ。

人がものすごく出来るから、自分がこうならなきゃ。
このように考える事もあるけど、いきなり階段を10段飛び越えることは出来ない。だから、「一つ一つ着実に歩んでいく」ことが大切だ。

日々、自分自身を律して、磨いて、自分を高める。
それでようやく「人と比較して目安を持つ」ことをする。
比較するのではない。目安として持つのだ。

「目安を持つ」と言うのは、自分がどれぐらいの立場なのかを知る事だ。
どこまで進んだか、どれだけできたか。
それを客観的に観るのだ。

そして、「焦らないこと」も重要だ。
焦る気持ちもわかるけど、付け焼刃で振舞ったものはそのうちメッキがはがれるもの。
急いで適当に積み重ねた積み木と、きちんと丁寧に積み重ねた積み木。
どちらが倒れやすいかは明らかだ。

「勝てば官軍負ければ賊軍」なんて言った人も居るけれど、この世の中だって、勝てば何が何でも正しい世界ではない。
「負けるが勝ち」って言う言葉だってあるのだから。

うまく行かない日だってある。心が折れる日もあるだろう。
だから日々、心を強くしていこう。
少しずつ考え方を蓄えて、明日に備えよう。

この世の中、確かに世知辛いと思うことはよくある。
でも、本当は暖かい。

だって。
人って、本当は暖かいものなのだから。

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