マスク越しに話す時の7つのポイント
最近、マスクを付けることが多くなってきました。
マスクをしながら話をすると、相手の口が見えません。
相手の口で話している内容を判断する人にとっては、マスクがあるとわからなかったりします。
また、マスクがあることで、聴き手の立場になると、相手の話を聞き取りにくい場合があります。
逆に、自分が話していることが、相手の話も聞こえない場合もあるのです。
聴き手の立場としては、相手に出来るだけ近づくようするなど、うまく聴けるように対応するしかないのですが、話し手になった場合には、いくつか意識して話すことで、相手にストレスを与えることなく、きちんと会話することが出来ます。
話す場合のポイントがいくつかあるので、今日はそれを書いて行くことにします。
ちなみにこの内容は、とある本職の方(講師業の方)から聞いた話、私自身がお昼の仕事でプレゼンや説明会を多くこなした経験、そして占いで伝える時に意識したり感じた事を踏まえ、まとめております。
1.大きな声を出すのではない
きちんと「伝える」と言うことを意識して話すのです。
ところが「伝える」イコール「大きな声で話す」のではありません。
マスクをすると、自分の声がこもってしまいます。
だから、いつもよりも声を張ろうする方が多いと思います。
ところが、声を張ると喉に負担が掛かり、その時は問題ないかも知れませんが、それが長時間続けられるのかは疑問符が付きます。
また、大きな声を続けるのも喉にも負担が掛かるので、よろしくありません。
なので、肘張らず、無理をせず。お腹から声を出すことを意識して声を出してみましょう。
2.声のトーンを少し上げる
次に、声のトーンを少し高めにすることを意識します。
一度、「ありがとうございます」と言う言葉をマスクなしと、マスクありで言ってみるとわかると思います。
マスクがあると、声がこもるのです。
なので、少し声を高めにして話をしてみましょう。
自分でも、自分の声が聞き取りやすいのがわかると思います。
また、声が通るように聞こえると思います。
イコール、相手も声が聴き取りやすくなっていると言うことです。
3.いつもよりゆっくり話す
早口で話すと、相手からは聞こえ辛いものです。
なので、ゆっくり話すことを心掛けましょう。
お年寄りに対して話す時は、いつもよりゆっくり話す方が伝わりますよね。
それと同じですよ。
4.話相手の方向を向く
伝えるには、相手の方を見て話すのです。
これって当たり前のように思えますが、ちゃんとできていますか?
今一度確認をしましょう。
例えばプレゼンの時なんかだと、資料を見て話すのではなく、伝えたい相手を見て話をした方が伝わりますよね?
Zoomでも、カメラやマイクに向けて、発言していますか?
お店でも、話を伝えたい人に向けて、身体をしっかり向けましょう。
テーブルとテーブルの間には、人はいません。だから、相手からは聞き取りにくいです。
そう言った部分も意識して、伝えたい人の方を向いて話かけるようにしましょう。
5.声を使わない
伝える方法は、声だけではありません。
具体的には、自分のジェスチャーやリアクションを入れるのです。
数字の話だと指で数字を示したり、OKなら「〇」とジェスチャーしたりするのです。
また、ビジネスの場ですと資料を出して投影したり、ホワイトボードがあるなら、書く場合もあります。
こういった形で、「話す」以外にも伝える手段はあります。
ありとあらゆる方法を使って、相手に伝えるようにして行きましょう。
6.こまめに確認の時間を設ける
一生懸命話をしていると、どうしても力を入れてしまったりすることもあれば、自信のない内容を話す場合には声が小さくなることもあるでしょう。
「ここまででご不明な点はありますか?」と言う形で、確認の時間を設けるのです。マスクをしていない時よりも多めに。
こうすることで、相手の理解度も定着していく形になります。
日常会話でも「ここまでついてこれてる?」、「大丈夫?」、「わかる?」というフレーズがありますので、うまく使ってみましょう。
7.静かな場所を選ぶ
話をする場所も大切です。
人の多い場所や、打合せスペースから音が漏れて来る場所の場合、聞き取りにくい場合があります。
なので、静かな場所を確保するようにしましょう。
確保できない場合は、先程の「声のトーンを上げる」であったり、「相手の方を向いて話す」だったりを実践しましょう。
最後に
ここまで、マスクをしていても伝わる話し方のポイントをまとめてみました。
ここに書いた内容は、普段の会話でも大切なことなのですが、マスクをした場合にはさらに気をつけた方が良いポイントとなります。
うまく自分で話したことが伝わるように。
聞き返されることが少なくなるように。
ここにまとめた内容を意識して、話をするようにしましょう。
最後に、早くマスクなしで、たくさんの人が集まって会話が出来るようになる世の中に戻ることを、心から願いたいと思います。
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