見出し画像

日々ひろがるアナタの世界

先日、「ほぼ娘のため」という大命題を掲げて引っ越した。

1日の大半を私の腕の中で過ごす娘を抱えての荷詰め作業は想像以上のものだった。ところが現実は甘くない、家具の新たな置き場所を決めながらの荷解きはその荷詰め以上に大変だった。

結果、新居にてまぁまぁ長いこと段ボールまみれのリビングで過ごしてしまったわけだが、今日ようやく娘のためのリビングが完成した。

画像4

高く積みあがっている荷解き前の段ボールの影がフローリングに映ってしまっているが、ひとまずこれで いつハイハイが始まってもいいくらいのスペースは確保できた。

荷詰めから荷解きまでかれこれ2か月以上も段ボールにしまっていたピンク色のプレイマットを敷いたとき、想像していたサイズよりも縮んだ気がして軽く驚く。

画像2

生後0か月の娘とプレイマット。

この写真から半年、体重は3kgから7kg、首も座って寝返りができて…と、できることが増えただけに、プレイマットが小さく見えるのは当然のことかもしれない。

画像3

プレイマットから天井を見上げるだけだった娘は、自分の力で座って周囲を見渡すことができるようになった。

そう遠くないうちに、ここから自力で這い出して、歩きはじめるのだろう。

毎日ごはんを作って娘と遊ぶ。私にとっては繰り返しのような毎日でも、娘の目に映る世界は日に日にどんどん広がっていく。

プレイマットに座る、今しか撮れない娘の写真をたくさん撮った。

そして、かれこれ変わらず“居場所”を守り続ける猫の姿も。これはこれで粋である。

画像4

世の中の状態が今の調子で好転すれば、年内に公園デビューできる日も来るだろうか。

娘の目に映る新しい世界に私までドキドキする毎日に感謝したい。

2020/05/19 こさいたろ


頂戴したサポートは日々の撮影活動と個展開催費に充てさせていただきます。ありがとうございます。