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「快適の外」に成長がある。

#コンヒラ #人事評価 #ストレッチゾーン #成長

前回の朝礼では「欲求・欲望をうまく使って自分を成長させよう」と紹介しましたが、今朝の朝礼は「具体的にどうするの?」という話をしました。

最近、あちこちで「コムフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーン」という言葉を見るようになりました。調べてみると「GEのジャック・ウェルチ氏に影響を与えたコンサルタントのノエル・M・ティシー氏が使い始めた言葉だそうです。

内容は快適な領域の外に成長があるという話で、これはなぜ目標設定が高くないといけないか社内に理解してもらいやすい解説だと思い、もう少しわかりやすくかみ砕いて社内に紹介しました。

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◆添付の図にある「ビジョン」が自分の将来なりたい姿です。これを使って「欲望」を生み出します。 もしかしたら、人に言えない欲望をビジョンにする人もいるかもしれません。 私は最初のきっかけはそれでも良いと考えています。なぜなら成長するとビジョンはより磨かれて人に言える内容に変わっていくからです。

◆そのビジョンの欲望を満たすために、今年の目標、四半期の目標を設定します。 そのため、ビジョン(欲望)が高い人ほど、1年ごとの目標も高く設定することになります。 逆に、ビジョン(欲望)が低い人は、なかなか高い目標を設定しません。 しかし今よりはよくなりたいという欲望である必要があります。

◆そのビジョンをみながら、自分を奮い立たせて、1年/四半期毎の目標に向けてストレッチ(無理する)を行います。 当社ではこの目標が「経営計画」になりリンクして「人事目標」に設定されます。

◆より高い目標なので、最初は「いやだな」「無理だな」という諦めの感情がでてきますから、ここを自分で如何にコントロールするか、または上司が如何にリード(マネージメント)するかが組織では必要になります。

◆この恐怖の領域を乗り越えると、学習の領域にうつり、急に「自主的に無理をするようになり、チャレンジングな行動」に移ります。 周囲から見ると、「そこまでやる?」と一部言われる領域です。・学習の領域を乗り越えると、いよいよ「成長の領域」に入り、自信満々になり、周囲からも「頼りになる」「あの人に頼めば何とかしてくれる」 という噂になるレベルです。

◆一旦「成長領域」まで到達した人は「私はここまでやれた」という成功体験によって、キャパが急に大きくなり、次々おきる課題をはたから見ると、簡単に処理していくようになります。 面白いことに、人付き合いも急に変わります。以前同じ価値観だった人と、話が合わなくなり、より高いストレッチを乗り越えた人たちと話すのが楽しくなってきます。

◆ただ「恐怖の領域」と「パニックの領域」は紙一重です。しかし成長した人で「パニック/挫折の領域」を経験したことが無い人は絶対にいません。逆に成長した人ほど、無数の「挫折」を経験し、それを乗り越えてきています。つまり成長にはこの挫折の経験が必須です。

次の朝礼では、「成長領域」に入った人が、次にどうなっていくかを紹介予定です。

「快適の外」に成長がある。byコンヒラsince1973

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