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衆議院選 候補予定者 SNSに見る公共課題へのスタンス

着目したイシュー「離婚弁護士らの拉致ビジネスの被害者の存在を認めるべか蔑視すべきか」

【参考情報】日弁連60周年記念論集(2009.3.1)≫人権課題の取組み≫家事事件と人権≫家事事件における子どもの権利≫子の奪取より抜粋

「わが国では、違法な連れ去りがあったとしても、現状を重視する実務のもとで、違法行為がまったく問題とされないどころか、違法に連れ去った者が親権者の決定において有利な立場に立つのが一般である。」

しかし、日本の裁判所が離婚弁護士らの教唆する違法行為を幇助しているという事実は、一般的には信じられない為に、悪用する脱法弁護士らは、法的救済が無かった被害親を何かしら問題の有る親であると差別視で社会的に貶めるという公共課題が存在している。

北海道比例区現職 自由民主党 鈴木貴子 衆議院議員 のツイッターの書き込み事例

「連れ去り勝ち問題、虚偽DV問題など、あとをたちませんね。共同親権についての勉強会も今国会でも開いています。引き続き、取り組んでいきます。」

「世の中にはDVで被害をうけている女性もいれば男性もいます。虚偽DVも存在します。手続きをとらず連れ去ってしまう方もいます。それぞれ全てが問題です。どちらか一方、という議論を政治の場ですることは不適切だと思います。」

「いやいや、DV被害支援を真に必要としている人のためにも、制度の悪用はだめであり、抜け道や悪用の術があるならば見直す、というのがそんなにダメでしょうか。ダメなものはダメ。DVはダメ!制度の悪用もダメ!」

「DVを理由に離婚を求められました。同時にお子さんと家を出られました。その後、不倫が発覚し、DV申告は慰謝料と親権のためだと明らかになりました。このようにDVを悪用するケースを否定しています。被害者支援のために関係省庁や政府にこれまでも働きかけてきており、更なる充実にむけ今後も取組みます」

立憲民主党 新人 北海道7区 支部長 篠田奈保子弁護士のツイッターの書き込み事例

「「連れ去り弁護士」「金目当ての弁護士」は,良く言われている。こんなことは日常茶飯事よ。」

「ハーグ条約は、国際的な管轄や準拠法を統一する為に、「国外への」連れ去りを禁止するもので、同一国内での移動まで禁止したものではないというのが私の理解です。」

「連れ去り弁護士に反対する会のアカウントの方がフォローしているメンバーをチェックした。なるほど、、、」

「家裁は、別居前の主たる監護者がどちらだったかを主な基準として判断していますから、連れ去り勝ちにはなってはいません。家裁は、連れ去り勝ちと評価されないように相当に意識した判断している印象です。」

「検討することにつき、全面的に反対ではないと再三主張しているの。共同親権推進派はそもそも家裁の関与につきどう考えているか全く伝わってこない。家裁が全く関与しない共同親権制度はそもそもあり得ないですよ。」

「成績を開示しろ、行事予定をこちらにも通知せよ、許可なく入院させたのは不当だ、、等々、さまざまに親権を理由に迫ってくるケースにどう対応するか、、」

 RE:日本の子供拉致被害を知ってもらおう!「良くそちらの方々に引用される日弁連の60周年記念誌。古いですし、日弁連の意見書でも会長声明でもない。日弁連の現在の公式見解かは疑わしいと私は思っています。」

「「親権」を親の人権とは私は考えていませんから。そこは見解が相違しますね。」

識者の声の一例

滝本太郎弁護士

「先生、お願いだから乱雑な書き込みはやめられた方が良いと思います。片親に何も言わない「子連れ別居(連れ去り)」は、其れなりの合理性が必要でしょうし、まして所在不明にもなるのであれば、DV虐待があるなどの緊急避難性がなければ、民事的には違法になりましょうが。違いますか。」

「問題は、DV虐待でもない、時にはその主張もさえない子連れ別居(連れ去り)」、以後会わせてもらえないまま、既成事実をもとに単独親権になっていくことが実際にある、という問題でしょうと。」

作花知志弁護士

「基本的人権ですからそれを侵害する子の連れ去り行為は当然違法です。国は連れ去りという人権侵害行為の発生を防ぐ立法義務があるはずです。最高裁判例においても自力救済行為は原則違法であるとされています。連れ去り行為が自力救済行為であることからも国会の立法義務・連れ去り予防義務は明白です。」

井上武史教授(憲法学)

「他方親の同意なき子の連れ去りは人道問題なので、関与している弁護士や裁判官はこれまでの認識や実務・慣行をあらためないと、いつの日か「子の誘拐に加担した人たち」と言われるようになると思います。すでに国際的に大きな非難を受けている中、「当時は許されていた」という言い訳は通用しません。」

日本で存在が否定されている被害者達の切実な声

「連れ去り事案」で家裁が機能していると誤解されていることに因る差別視の2次被害を無くすために必要なキャンペーン

編集後記

立憲民主党支部長が括る「そちらの方々」とは?

彼女の語る「そちらの方々」が、仮に「共同親権切望派」や「実子誘拐問題視派」であるとしたら、対義的に存在する彼女側の「こちらの方々」とは「共同親権阻止派」や「実子誘拐横行社会維持派」ということなのだろうか?

私は、鈴木貴子議員が属する議連の事務局的ロビー団体である別居親団体員たちからは常日頃陰湿な嫌がらせを受け続けているし、地域子育て支援活動を通じて常日頃、同居親の相談に乗ることが多いけれども、そんな私は「どちらの方々」に分類されているのであろうか?

私は以前に、鈴木貴子議員も属する党や議連の衆議院議員の政策秘書の匿名アカウントからツイッターで個人特定された人格否定と誹謗中傷の煽動をされ、壮絶なネットリンチを受けたことがある被害者だ。

その際には、その政策秘書とSNS上で懇意な、この立憲民主党の支部長にも加担され、批判理由は、「立法関係者に気を使えない愚かな市民」と感じ取れる内容だった為、煽動された、そしちらにもあちらにも居る加害欲旺盛なロビイスト達から攻撃を受け、多大なる精神的苦痛を与えられた。

主観的な敵味方の一方的括りならば、私は、やはりこの立憲民主党支部長の指す「そちらの方々」という属性なのかもしれない。


本業の他に,子育て支援員や面会交流支援員など家族問題に関わる社会活動をしております。 https://tarokojima.themedia.jp/