「カーボンニュートラル」はわかるが、「何したらいいか?」はわからない?
今や「カーボンニュートラル」という言葉を聞かない日がないくらい、よく聞く言葉。
正確な意味がわからない人でも、地球温暖化対策のために二酸化炭素を減らすようなことをする、というのはイメージがつくと思う。
念のため解説すれば、環境省の説明では以下のとおり。
実際にこれを達成できないと、ただ少し暑くなるなんてものではなく、地球上の様々な面で重大な悪影響を及ぼすとされている。また、カーボンニュートラルの取組みをおろそかにしていれば、世の中の流れから、早い段階で企業の経済活動も立ち行かなくなるだろう。
実際に私も、仕事柄、カーボンニュートラルに関する情報を目にするが、一部の大企業の取組みは、すでに「本気モード」であることも多い。
国も、何としてもカーボンニュートラルを実現させようと、多額の投資をしつつ、さまざまな政策を打ち立てている。
しかし、だ。
この政策を読み解くのが、なかなか難しく感じることはないだろうか?
見慣れない専門用語、次々に現れるカタカナ言葉・・・。
一部の人にとっては常識的な言葉であっても、実際にカーボンニュートラルの取組みをするのは一部の人ではない。全員だ。
(ちなみに、政策についてとやかく言っているわけではありません)
その影響もあってか、「カーボンニュートラルはわかるけど、何すればいいのか?」という声を聴くことが少なくない。
先ほど、大企業の取組みが本気モードと書いたが、当然、関係する中小企業にも影響が及ぶ。
そうなった時に「カーボンニュートラルのために何すればいいんですか?」というのでは遅い。電気をコマメに消します、だけでは足りないのだ。
ただ実際には「何をしたらいいか?」について、国や自治体のサイトでも紹介されていたりするので、情報はわりとある。
大切なのは、この情報をきちんと「読み解き」、行動につなげられるかだ。
最近、このように思うことがよくあるので、私自身、国の政策などを整理しながら、専門用語やカタカナ用語を「翻訳」し、情報を必要とする方の「読み解き」をサポートできるように情報発信していきたい。
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