和地慎太郎/元技術公務員ライター

大手製造業、地方公務員の化学技術職を経て、フリーライターへ転身。製造業での技術者として…

和地慎太郎/元技術公務員ライター

大手製造業、地方公務員の化学技術職を経て、フリーライターへ転身。製造業での技術者としての経験や、行政での廃棄物処理などの環境分野の実務経験を活かし、専門分野を一般の方にわかるような執筆が得意。「ビジネス+IT」(SBクリエイティブ)で記事連載のほか、製造業関連のテーマで多数執筆。

最近の記事

『ビジネス+IT』掲載!ナトリウムイオン電池に関するWEB記事

ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 電気自動車の普及に伴い電池需要が増していますが、今注目を集めているのがナトリウムイオン電池です。ナトリウムイオン電池とは、現在主流のリチウムイオン電池と同様、充放電可能な二次電池です。中国では一部のEVにナトリウムイオン電池の採用が決まっており、実用化はすでに始まっています。今、知っておきたいナトリウムイオン電池の基本についてわかりやすく解

    • 『Japan Innovation Review』掲載!AI活用に関するWEB記事

      ビジネス系のwebメディア「Japan Innovation Review」(日本ビジネスプレス)に、私がお手伝いした記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 ご関心ある方は、ぜひご覧ください!

      • 『ビジネス+IT』掲載!全樹脂電池に関するWEB記事

        ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 電池の材料と言えば、電気を通しやすい金属がこれまでの常識でしたが、その常識を覆すのが「全樹脂電池」です。 この電池は、その名のとおり、プラスチックで出来きています。開発したのは日本のスタートアップ企業であり、トヨタをはじめさまざまな有名企業から多くの出資を受け、量産工場も設立されました。 現在、さまざまな電池が世にありますが、近々、全樹脂

        • 『ビジネス+IT』掲載!グリーン水素に関するWEB記事

          ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 燃やしてもCO2を発生しないクリーンエネルギーとして知られている水素。しかし水素は、「利用」する時だけでなく、「製造」する過程においてもCO2を排出させない仕組みが必要です。 そこで近年世界から注目を集めているのが、再生可能エネルギー由来の電気を使って得られた「グリーン水素」です。 本記事では政府の「水素基本戦略」や「グリーン成長戦略」

        『ビジネス+IT』掲載!ナトリウムイオン電池に関するWEB記事

          『ビジネス+IT』掲載!e-fuel(合成燃料)に関するWEB記事

          ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 カーボンニュートラルに向けて、自動車などに利用するクリーンエネルギーが期待される一方、2040年のガソリン車の割合は依然として全体の84%を占めると予想されています。 こうした中で注目を集めているのが、CO2と再生可能エネルギー由来のH2を合成して製造される液体の合成燃料「e-fuel(イーフューエル)」です。 本記事では、2021年4

          『ビジネス+IT』掲載!e-fuel(合成燃料)に関するWEB記事

          『ビジネス+IT』掲載!人工光合成に関するWEB記事

          ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 人工光合成とは、太陽光エネルギーで水を分解して生成した水素(H2)を二酸化炭素(CO2)と合成し、化学製品原料などの有機化合物を生成するものです。 カーボンニュートラル社会の実現のため、特にCO2排出量の多い化学産業が実用化を待ち望む「夢の技術」です。実用化されればどのような効果が期待できるのか、また実用化に向けてどんな課題があり、どのよ

          『ビジネス+IT』掲載!人工光合成に関するWEB記事

          『ビジネス+IT』掲載!CCS(二酸化炭素回収貯留技術)に関するWEB記事

          ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 カーボンニュートラルの切り札として「CCS」に注目が集まっています。CCSとは、「Carbon dioxide Capture and Storage」の略で、日本語では「二酸化炭素回収・貯留」技術といい、二酸化炭素(CO2)を回収して地中に貯留するための一連の技術をいいます。 さらに、燃料や化学原料として有効利用する「CCUS」や貯留せ

          『ビジネス+IT』掲載!CCS(二酸化炭素回収貯留技術)に関するWEB記事

          『ビジネス+IT』掲載!プラスチック資源循環法に関するWEB記事

          ビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が掲載されていますのでご紹介させていただきます。 2022年4月1日に「プラスチック資源循環促進法(通称:プラスチック新法、プラ新法)」が施行されました。報道では主に小売店や飲食店でのレジ袋やスプーンでの取り組みが紹介されていますが、その対象はあらゆる製品や企業に及び、プラスチック製品全般の設計から廃棄に至るまでのライフサイクルに沿って各措置が規定されています。 本記事では、プラ新法で求

          『ビジネス+IT』掲載!プラスチック資源循環法に関するWEB記事

          『ビジネス+IT』掲載!バイオプラスチックに関するWEB記事

          このたびビジネス系のwebメディア「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に、私の記事が新たに掲載されたのでご紹介させていただきます。 内容は「バイオプラスチック」に関する記事です。 最近、レジ袋やおにぎりの包装などのプラ製品に、バイオマスマークを目にすることが増えてきましたね。ちなみに「バイオプラスチック」とは、生物資源由来の「バイオマスプラスチック」と自然界で分解する「生分解性プラスチック」のことをいいます。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、身近なプラ製

          『ビジネス+IT』掲載!バイオプラスチックに関するWEB記事

          『ビジネス+IT』掲載!次世代航空機の脱炭素に関するWEB記事

          「ビジネス+IT」(ソフトバンククリエイティブ)に新たに記事が掲載されたのでご紹介させていただきます。 内容は、ANAやJALなどが進める脱炭素の取組みについてです。 水素航空機や電動航空機など次世代の航空機は、環境にやさしいだけでなく、デザインも今とは違うおもしろいものでした。2035年には実用化されます。 ご関心ある方はぜひ記事をご覧ください。

          『ビジネス+IT』掲載!次世代航空機の脱炭素に関するWEB記事

          【元技術公務員が解説】なぜ公務員は文章力が身につくのか?

          こんにちは元技術公務員ライターの和地です。 先日、「公務員が身に付くスキル」に関してこんな記事を読みました。 この記事をざっくり言うと、国家公務員の人気がなくなってきたのは、仕事がハードなわりに、身につくスキルが文章力と調整能力だけだからだ、というものです。 この記事についてどうこう言うつもりはないのですが、なぜ公務員が文章力が身につくか、自分の公務員時代を振り返って解説させていただきます。 公務員の文章への「こだわり」公務員は文書主義の文化であり、とても文章を書く機

          【元技術公務員が解説】なぜ公務員は文章力が身につくのか?

          ライティングに活かす「私の土地勘」

          ライターにとって必要な土地勘  ライターが専門的な分野の記事を書くために必要なのは、高度な専門知識ばかりではありません。その分野の「土地勘」を理解することが、記事の質を高めるために必要です。  例えば、ある業界について記事を書く場合にも、その業界の基本的な知識や用語、流行やトレンド、市場動向などについて理解している必要があります。  特に企業の技術者や研究者にインタビューを行う場合、前提となる話を理解していないと、「話がかみ合わない」、「技術的な価値に気付けない」というこ

          ライティングに活かす「私の土地勘」

          【ポートフォリオ】プロフィールと執筆実績のご紹介

          プロフィールと執筆実績をまとめていますので、よろしければご覧ください。 🔳得意分野製造業関連、環境分野、化学分野での専門知識や実務経験があり、ビジネス系、テクノロジー系をはじめ、さまざまなジャンルで執筆をしていきたいと考えています。 ■ 経歴・東北大学大学院工学研究科応用化学専攻修了(環境系の研究) ・大手素材メーカーの製造開発職 ・地方公務員の化学技術職 ・大学で産学連携のコーディネーター(ライターと兼業) 【資格】 環境系、化学系の国家資格所有(公害防止管理者、危険物

          【ポートフォリオ】プロフィールと執筆実績のご紹介

          「カーボンニュートラル」はわかるが、「何したらいいか?」はわからない?

          今や「カーボンニュートラル」という言葉を聞かない日がないくらい、よく聞く言葉。 正確な意味がわからない人でも、地球温暖化対策のために二酸化炭素を減らすようなことをする、というのはイメージがつくと思う。 念のため解説すれば、環境省の説明では以下のとおり。 実際にこれを達成できないと、ただ少し暑くなるなんてものではなく、地球上の様々な面で重大な悪影響を及ぼすとされている。また、カーボンニュートラルの取組みをおろそかにしていれば、世の中の流れから、早い段階で企業の経済活動も立

          「カーボンニュートラル」はわかるが、「何したらいいか?」はわからない?

          異色な経歴?製造業×自治体×大学のライター

          ごあいさつ はじめまして。2022年4月から、まったくの異業種からライターをはじめました。  それまでは副業禁止の公務員を勤めていたので、ライターは未経験からのスタート。実績を重ねていきたいと模索していたところ、私の「ちょっと変わった経歴」が幸いしてか、大手のwebメディア様から、初めての記事執筆のご依頼をいただくことができました。それ以降、連載していただいています。  もちろん、たまたま運が良かっただけですが、これからもいいご縁と出会えることを願い、本記事では私の経歴に

          異色な経歴?製造業×自治体×大学のライター