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ヴァサラ戦記撮影裏話#1

どうもシネマンガテレビ
圧倒的最強カリスマ天才リーダーの
たろちゃん組です

僕らって普段どう撮影してるの???
って聞かれたりすることが多いので
撮影裏㊙︎メモでも思い付き次第
順次、残していこうと思います
おでんの航海日誌みたいなもんです

普段僕らはスマホのみで撮影をしております
小道具も傘は剣に、銃にと様変わりします
撮影している部屋は牢屋や敵のアジト、
はたまた居酒屋にも喫茶店にもなります
それら全てを見てくださる方々の
脳内で全て補ってもらうのです
そう、腕がないからこそ美しいとされる
ミロのヴィーナスのように。
脳内補完ってすごい。

これには理由があって、
チャンネルを始めるにあたってのコンセプト
〝ごっこ遊びの延長上〟を
崩したくないのです

プロフィールにもありますが
子どもの頃こんなことやったな〜を
テーマに大人が全力でそれをやる。
いくつになろうがやる。
やり続けているとなんだか面白いし
面白さの中に白熱が生まれてくる
そんな気がするのです
一本筋が通ってるだけで全然ちがう。

子どもの頃は夢中で傘でゾロの真似もしたし
ライトセーバーごっこもした。
それは世代が別でもトランクスのZソードや
剣心の飛天御剣流
はたまた、今は鬼滅の刃の呼吸だっていい。
か〜め〜は〜め〜というかもしれないし
ゴムゴムの〜というかもしれないし
デトロイト〜でもなんでもいい。
子どもたちのその遊びにお金は発生しない。
純粋な遊び心と工夫だけでどれだけ
自分達の中のルールを作って空想を楽しむか、
それが真の遊びだと僕は思っている。
特に大人になると何をするにしても
お金がかかる。それ自体に否定はないし
むしろその場を提供してくれる
人たちに感謝しかない。
素晴らしい娯楽だと思う。
ただそれが全てだとは思わない。
僕は田舎の生まれなので
川でも森でも遊んできた。
それは別に大人になった今でも
全力で遊べる自負はある。
だって普段からこんなだから笑

何が言いたいかというと
子どもの頃こんなことやったな〜を
テーマに全力でやるのに
金銭をあまりかけたくはない
小学生の頃なんてお小遣いもせいぜい
500円程度(今の子がどうか知らんけど)
その中でみんな駄菓子屋で何を買うかとか
ゲーセンで何するかとか遊戯王買うかとか
限られている中でもわちゃわちゃ
楽しもうとすることができた
なんでもできるわけじゃないから
これだ!と思う何かに全力だった
そこがいいんだと思う

だからこそあの頃
傘は最強の剣になったし
百発百中の銃にもなった
腕を組んでカキーンといえば
どんな攻撃も無効化する盾になった

それをやらんとな!
そこをやらんと!!と思う

自分が面白いと思うものを作る
そしてお金をかけないことに
命を懸ける
そう言ってもいい

ま、とはいえ全てがそうと言うわけでもなくて
大勢のキャラを動かしたりするので
そこは見ている人が困惑しないように
ウィッグや衣装は必要なので
お金はかけます笑笑
なにせメンバー7人しかいませんのでね
それはお金をかけると言う意識ではなく
工夫してちがう人を演じ分けていると
捉えてくださいや笑
でも、元々ぼくコスプレが趣味で
ウィッグやそういった衣装は
大量に持ってたからこそ
あり物でまかなえてはいるんですけどね。
どうしてもキャラ増えたときはやむなし!です。
良かったら撮影小道具協力してね笑😘

でも死ぬまで傘は使い続けますよ!
よくコメントに傘じゃなくて
プラスチックの模擬刀とか使えばいいのにな
って初見の方などからコメント頂きますが
そうじゃないそうじゃない!
と叫びたいのです笑
とにかく貫けばそれは本物になる
それが僕の信念です

スマブラもね、あれ
家にあるマリオやらリンク、サムス
といったキャラクターのフィギュアを
手で動かして戦わせている、
というコンセプトなんです。
ゲームのOP映像を見ればわかりますが。
子供の頃おもちゃとおもちゃ
戦わせてたじゃないですか。あれです。あれ。
だからラスボスが
マスターハンド(持ち主の人間)なんです
僕はそのコンセプトが大好き。
空想や夢がそうやって解釈を変えて
現実としてバトルしてるみたいなの
一言で言えばロマンじゃないですか。
いや〜もうバカでいいんすよ
これがいいんだからほんと。

てな感じでそもそも撮影前の
コンセプトやテーマは
こんな感じで決めているのです

ほいじゃ撮影はどうしてるの?って話です。

まずは脚本。台本作り。
これが一番楽しい。
実際の漫画ではないのでコマ割りとかを
考えるわけではなくセリフと感情の
動きをまとめながら綴ります。
いわゆる漫画家様の
ネームの作業とはまた
ちょっと違いますね。
僕は頭に思い描いたシーンは
カメラに撮るだけですが漫画家様は
そこからさらに細かい線をつけたり
表現を付け加えたり
1話が完成するのにどれだけの
時間や魂を削って作っておられるか
と思うと本当にありがとうとしか
言えませんね。
なんとなく読んでるそのシーンには
この物語を面白くしよう!という
作者の執念が詰まっているのです
嗚呼ありがたや...

話は戻りますが台本は全て
スマホのメモ帳です。
スマホなら場所を選ばず
ポチポチ打てますし生きていて
あぁ、この瞬間面白いな、綺麗だな、
むかつくな、怖いなとか
湧き出た感情をすぐ残せるので
便利なんです

そうして思いついた端々をまとめて
一本の話にしたりしていきます。
話にもさまざまなキャラクターや
物語の起承転結、フリからオチまで
こいつはこう動くだろうなとか
こいつならこう言うだろうなとか
その一方でじゃあこいつは今何してるかな?
とか考えていくうちに勝手に動いてる
状態になっていますね。
あくまで僕の場合ですが。
これを考えるのはとても楽しいです。
元来厨二病なのでそうしてキャラクターに
肉付けして自分の妄想をやがて
具現化できるのが楽しいのです。

ただまぁ撮ってYouTube載せることを考えると
もちろん規模は映画に比べると
1/10000くらいのスケールでしか
到底作れないのでそこをどうやって
工夫して壮大に見せるかが
毎回の課題です

映画であれば監督がいて照明さんがいて
メイクさんがいて美術さんがいて
タイムキーパーのような人もいて...
とかなんですが僕らはそんな費用も
時間も取れるわけではない

時間は日没までですし
メンバーは撮影外で自分のやるべき
仕事があったりしてまず7人揃うことも
なかなか難しい。
スケジュール調整と管理・把握+天候の状況で
撮影の手順が色々変わるのだけは
骨の折れる作業ではあります。
ほんと分身できたらいいのにと思います😂

そんな大変なのに
じゃあなんで続けてんの?
って言われたら大変さよりも
楽しさとか喜びが勝つからです
僕が作った妄想の世界です
それを楽しんでくださる人がいる
楽しみに待ってくださる人がいる
それが何よりも嬉しいからです

疲れなんてどっか行きますし
チャラヘッチャラですよ
こればっかりはガチで元気玉と
一緒なんです
応援で力を分け与えられてるから
自分が面白い楽しいと思うことが続けられる
これは理屈じゃないっす
極めて感情的な問題。
当然自分のおかげでもありながら
見てくださる人がいるからこそ
成立する仕事。
感謝感激雨あられですよ
雨はご勘弁ですけども。

そうして台本に心血を注ぎ次に撮影ですね。
ヴァサラ戦記はカット割が多いです
理由はセリフ量が他の動画と段違いだから。
キャラ一人一人の台詞にこだわりを持って
作っているのでその場その場で
こう言って!と言っても
当然みんなは覚えきれません。
そうです。台本は当日まで
みんな知らないのです。
僕が作って完成が撮影日ギリギリに
なってしまうからというのもありますが
そもそも映画を作ってるわけではないので
何ヶ月も前から台本を渡して覚えてみたいな
スケールで撮影を進めているわけでもないし
それが出来るわけでもないのでね。
実は直近の撮りたてホヤホヤで
皆さんの元に届いているわけです。
なので当日その場でましてや
長台詞の難しい言葉となると
日本語の弱いフジタや台詞覚えの悪い
おざきはもうダメです逆ギレしてきます笑

なので覚え切れるところまでを
撮って、次のセリフは画角を変えてとか
工夫してコマ割りのように
撮っているのです。でもそうすると
次はこうやって撮ってみる?とか
アイディアが出てきてそれが面白いです。
間違いなく生きていて
まったくいらない発想力ですが笑

初期のヴァサラじゃないシネマンガの
動画とか見ると面白いですよ
撮影技法の進化とかに驚きますw
まがいなりにもに2年やってきたんでね
撮り方も作り方も上達するわけです。
案外初期は長回しで撮ってるんですが
長回しだと成功するカットまで
かなり時間がかかってしまう
(セリフ量が多いとミスも多いから)
だから短めのセリフを何個もカット割り
していく今のやり方が一番
時間的には効率良かったんだなと
過去動画を最近自分で見て感心してました笑

あと展開についても
少し漫画の連載に
似てる部分がヴァサラ戦記に
実はあります

ONE PIECEですら初めの頃は
初期10週程度で打ち切りか!?
とささやかれていたという逸話を
聞いたことがあります
それだけ漫画界のレースは熾烈。
いかに最初期に読者を引き離さず
面白い展開にしなければならないかが
伺えますよね。
となるとやはりどのマンガも
最初の展開は早い早い!
ONE PIECEはルフィゾロナミウソップサンジと
次々に仲間になりますが
今じゃ考えられないペースですよね
今は一章が終わるのに100話かかるなんてのも
ザラですが初期にそんなことしてたら
ピークが来る前に「はい打ち切りね〜」って
なっちゃうから展開つけるのに
どの漫画も必死な感じがしていて
結構好きなんです笑
単純に登場人物が増えると一人一人に
割かねばならない時間も増えるので
展開が遅くなるのも当然っちゃ当然なんですけどね。

でもやっぱり長いと言われたドレスローザも
ワノ国もそれだけの重厚なフリが
あったからこそ終わった時の満足感や
読み終わった達成感はすごいものです。

ヴァサラ戦記も初期はバトルに次ぐバトルだし
まだ撮影も下手なんで荒いですし
でもそこが新米感あって良いですw
今はマンガでいうところの
第一部の中盤くらいの盛り上がりなので
単純なバトル+キャラクターの人間ドラマ
みたいな、どの漫画でもある
〝掘り下げ〟のタイミングなので
割とフリ(伏線的なもの)は長めですね。
オチ(結末)があってようやく成立する。
そこまでの旅路を楽しんでもらわなければな
というのはこちら側の努力次第ですね。

そんなこんなで台本から撮影
さらにここから僕は編集に入って
それが全て終わるとやっと載せられます。
その他におざきくんとは舞台に立って
ライブをして家に帰るとまだまだ
手の離せない可愛い息子がいるので
毎日毎日てんやわんやでございますよ
正直YouTubeを始めて子どもが産まれてから
今日に至るまでがとにかく早すぎて
驚いています。毎日何かしら考えて考えて
生きているので一日があっという間に終わる。
我ながら充実した毎日を送っていますね。
余生はめちゃくちゃ寝てやろうと思います
僕は本当幸せ者ですわ。
でももっと幸せになろうと思います。
おじいさんになってボケるまでは
ギラギラしてやんよ🤜🤛

さぁ今回は話が長くなりそうなので
また今度撮影裏話を#2で載せていこうと思います
↓後悔させないから見てみ〜?😉


ちゃお👋
たろちゃん組

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