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音楽

「音楽のない世界なんて最低だろ?」

これはドラマ『荒川アンダーザブリッジ』内にて
顔面も体も真緑に特殊メイクされた河童役の
小栗旬さんが言った台詞です

ぼくはこの言葉がすごい腑に落ちていて
なんだかとても好きなんです

「音楽」の持つパワーというのは計り知れません

YouTubeで動画を編集をしているとき
まず、音楽があるのとないのとでは
視聴者に与える印象がまるで違うんです

昔、Twitterで
『クローズZEROⅡ』(ヤンキー映画)の
他校の不良同士の抗争シーンで流れる
シリアスなBGMが
『こち亀』のドタバタした
コメディBGMに差し替えられた動画が
鬼バズりしていました。
理由は明確で、荒々しく喧嘩する不良たちの
シリアスな雰囲気が、『こち亀』の効果で
とんでもないギャグシーンに
変わってしまったんです。
途端に滑稽で面白おかしくなりました。

流れる音楽が一つ違うだけでシリアスなシーンが
途端にコメディシーンになったり、
面白おかしいシーンもBGM一つで
恐ろしい雰囲気のホラーになる。
こう考えるとやはり音楽の持つ力は
偉大だなぁと実感します。

一斉を風靡した『鬼滅の刃』の無限列車編を
観にいった時は、
普段から「少年漫画あるある」を
やらせてもらってるもんで、
意識的にBGMに注目して
観ていました。するとすごいんですよ。音楽が。
もうBGMに次ぐBGM、怒涛のBGMですよ。
クライマックスに向かう戦闘シーンなんて特に。
あれだけのストーリーをさらに奥深く
盛り上げて加速させてる音楽の力を
見せつけられてしまいました。
正直、内容は週刊誌と単行本で、
すでに知っていたので
もはや音楽だけに全集中していましたw
ビッグJってデブのお友達と観に行ったんですが
おそらくあの劇場でそんな見方をしてるのは
オレだけだったと思います笑

老若男女問わず、大人気のゲーム
『ファイナルファンタジー』でも
こんな話があります
歴代シリーズでも1.2の人気を誇る『FFX』では、
初めてキャラクターボイスが導入されました。
それまではキャラクターが肉声を持って
話すことはなかったので、感情の機微を
大まかにBGMで表すしかなかったと
音楽を担当した方が言っていました。
まず、音楽が言葉の代わりとなって
感情を代弁すること、これ自体が
すごいですよね。
人間の感受性ってよくできてます。

しかしX以降、CVが導入されたことで感情は
肉声を持って表現され、その代わり音楽はより
密接に景色や風景といった情景と
マッチさせる音楽に
変えることができたことで、
より世界観を深く作り上げ
表現することに成功したそうです。
だがら発売から10年以上経った今も
神作として語り継がれているんだとか。

そもそも台詞のない状態でも
人間の感情を表現したり
その情景を深く彩ることができる音楽というのは
本当に魔法のようだ。いや神の所業だ!
とぼくは思うのです。

ぼくは親の影響で小さい頃から
『ディズニー』が大好きなんですが、
ディズニーを夢の国たらしめてる
多くの部分はこの音楽にあるとも思うんです。(それだけではないが)
ディズニーランドにいると、
効果的に音楽が作用し
大人でも童心のようにワクワクした
気持ちに戻らせてくれる。
ゲートをくぐった途端、
皆「魔法にかけられて」状態なんです。

感情や感覚と音楽はなぜこんなに密接なのだろうか。

中学の頃、死ぬほど聴いてたアーティストや
バンドの曲を聴くとあの頃の淡い気持ちや
地元のにおいや風景を思い出すのはなぜなんだろうか。

いやはや五感というものも不思議ですよね。

なぜ感情が高ぶると人は涙が出るのか、
理屈はわかっても理由がわからないんです。
理屈では、感情が高ぶると
副交感神経がなんたらで〜とか
交感神経がなんたらで〜とかで、
それが涙腺を刺激して涙を流すらしいんです。
でもそれが、〝人間が感動すると涙を流す〟
理由なのかと言われると
それもまた違う気がするんです
例えばくしゃみを出すのは
細菌を体外に排出するために
クシュン!と出すのはわかるんです。
それは生存本能的にもわかる。
目にゴミが入って涙が出るのも先のくしゃみ的な
原理だと思うからわかるんです。
ただ感動して涙が出る理由が本当によくわからない。
なにも、体にウイルスが入ったけでも
熱がこもったから汗をかくわけでもないのに
なぜか目からこぼれ落ちる謎の体液。
これをきっと人類は2000年以上の歴史でずっと
出し続けている。いや〜不思議なもんです。
五感というのは。

まぁなにはともあれ、
音楽のある世界は最高です。
音楽こそこの世の最高のプレゼント。
時間があればいろんなジャンルの
音楽のルーツを
たくさん勉強したいですね。
あと各国の民族音楽にも興味があります。
土地や文化が違うだけで生まれてくる楽器も
音色も違い、それが人の五感に
与える感性も違う。
そしてその楽器や民族音楽が生まれた背景にも
その土地ならではの文化や歴史が因果して
その音楽を形作っているとしたら・・・
も〜うワクワクが止まりません。
こうなる状態をぼくはデスノートの
〝リューク状態〟と自分で呼んでるんですが
知れば知るほど、「人間・・・おもしろ!!!」
ッてなっちゃうんです。
気になったらとことん知りたくなっちゃうのが
ぼくの悪い癖なんですよね〜

残念ながら音楽性は
遺伝によるものが大きいらしく
生憎、ぼくは音楽の才能はもちわせていません
(そう考えるとワンオクのtakaはハイブリッドだなぁ〜)
もっぱら聴く専門ですし、音符も読めないし
ギターもFのコードで挫折しました笑
でも、正直いまスッゲーバンドとかに
興味あるんですよね。
才能がないからッて諦めるな!みたいな
少年漫画チックなことは今日は言いません。
ぼくに音楽の才能はないです。
でもバンドは来世に・・・
って来世まで待てないんで
やりたいことは生きてるうちにやらねェとなって
思ってるんで、ゆくゆくはいろいろなことが
落ち着いたら趣味の一環としてメンバーの
マルさんとオヤジバンドを
結成する約束をしましたw

もしかしたら老後の楽しみになるかもな〜
いや〜いつまで経っても
やることたくさんですなぁ〜笑


たろちゃん組

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