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第16回「経済評論家の父から息子への手紙」を読んでみて

こんにちは。たろ坊です。

本日は最近読んだ本についての感想を書きます。

経済評論家山崎元さんが書いた本になります。

直近では新NISAが始まり、日本の人々の投資に対する意識が高ったといわれています。約1000万人以上が講座を開設しておりますが、まだまだ日本人は投資に対する意識が低いのかとも読み取ることができます。

あるニュースで警視庁によるSNSでの投資詐欺の金額は昨年度278億円と莫大な金額になり、日本人のマネーリテラシーの低さが顕著に表れています。

今回の本では、これからの時代を生き抜くために、著者本人が息子にあてた手紙を原案に作成した本になっております。

私がこの本から読み感じたことは二つです。

・自分のスキルを上げて働き方を多様化し企業に縛られない
・投資するならeMAXIS Slim 全世界株式を積み立て投資する

たろ坊の所感

1.働き方の多様化

アメリカの経営者は株式を持つことにより、多くの報酬を得ていること事はニュースでも取り上げられています。アマゾンの創始者のジェフベゾフは23兆円の資産があるといいます。額の意味が分かりません(笑)

また、日本人の個人の金融資産に追いては50%以上が現金や預金なのに対して、アメリカ人は10%程度が現金や預金であることから、日本人はあまり投資をしていないというデータもあります。

しかさながら、ここからわかることは自分の給料を上げることではなく、株式での報酬や配当、ストックオプション、副業や企業などのこれまでの」日本の伝統的なお金を稼ぐ方法ではない新たなお金の集め方が重要になってきているということです。

日本の賃金が30年間も上がっていなかったこと、年功序列が崩れ始めており、転職が当たり前になりつつあること、これからの時代は働き方の多様化が訪れてきます。

この流れにしっかりと乗れるように私も少しずつ経理の知識や税金の知識をつけていきたいと思いました。これからの100年時代には知識や働き方のアップデートをしていく必要があると思いました。


2.投資すること&マネーリテラシーの大切さ

先ほど投資詐欺での巨額の金額のお話をしましたが、これはニュースだけの話ではないなと実感した経験があります。
私の周りにも借金があるのに、不動産のワンルームマンション投資のために500万円を借り入れを行っている友人や、お金関係のもつれで数百万円を溶かしてしまった友人などお金で大変なことになっている人が意外にも周りにいます。

私たちに必要なのは変な儲け話、不用意なお金の相談には乗らず、他人との比較もせず、ネット証券で安い信託報酬の投資信託を淡々と積み立てを行うこと。これなのではないのでしょうか。

SNSでは高配当や稼げる副業等いろいろな記事もありますが、今ある収入からいかに支出を減らして投資に回せるか自炊や無駄遣いの削減など身近なことから進めるのがいいのかと私は思いました。

3.おわりに

転職をして定時が早くなるということで、自分の時間を使える時間は増えていきそうです。これからは読書をして自分の知識や幅広い視点で物事を見れる人間になれるようになりたいと思いました。参考書以外の本当に読書は久しぶりです(笑)。

本日もありがとうございました。

2024.5.16

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