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読書記録#9 『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』

あけましておめでとうございます🙇‍♂️
気づけば1月も終わり。昨年末から更新が止まってしまっていましたが、ぼちぼち再開していきますので、ぜひお読みくださると嬉しいです。

さて、今回紹介する本は『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』です。


個人的に、この本はとても耳が痛い本でした。
割と自分自身は礼儀正しい方だと、思っていました。

しかし、この本で述べられている礼儀からすると、かけ離れている部分もあるなと猛省しながら読んでいました…



無礼とは?

まず、礼儀がない状態=無礼とは、どのような状態なのか。

簡単に言うと、相手が無礼だと思ってしまったら無礼であるということ。

自分ではこれが当たり前だし、相手のためにやっている行動だとしても、相手がそれを無礼だと判断した瞬間にその行動は無礼になってしまいます。


私が良くやってしまいがちなのが、相手のためだと思って指摘をしてしまうこと。
自分は、相手のより良い行動を導くために善意で相手の至らない部分を伝えているつもりですが、伝え方やタイミング次第では相手の心に大きな負担を与えてしまいかねません。

自分が相手から嫌な印象を持たれるくらいであればまだ良いです(もちろん、嫌な印象を与えない方が良いです)が、相手が気に病んでしまい何も手がつかない状態になってしまうのは避けなければなりません。

著書の中でも述べていますが、こういった無礼さは、人から人へと伝播して、大きな損害を与えてしまいます。


だからこそ、自分の言動1つ1つを大切にして、周囲の人間に「無礼だ」という印象を与えないように注意する必要があります。


最近だと、当たり前のようにチャットコミュニケーションが行われますが、特にチャットだと自分の感情が伝わりにくいものです。

だからこそ、絶対にニュアンスを間違えてはならない場合は、直接会話したりなど、コミュニケーションの取り方1つで印象を大きく変えることができます。

相手に何かを伝える時には、ぜひ意識してみてください。


今回は、人に物事を伝えることにフォーカスしましたが、遅刻やドタキャンなど、当たり前のことができない場合も無礼にあたると思いますので、その辺もままならない人はお気をつけください。
(わざわざ、言うまでもありませんが。)



全体を通して、様々な学びのある一冊だったので、ぜひお手に取ってみてください。


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